反体制組織のアラウィー自由人運動は2011年以降のアラウィー派死者数が13万人以上にのぼると発表(2018年1月3日)

反体制組織のアラウィー自由人運動はフェイスブックを通じて声明(https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1823117481040013&id=1192248117460289)を出し、2日に会合を開き、2011年3月以降の内戦によるアラウィー派宗徒犠牲者についての報告を行ったと発表した。

声明によると、会合には、アラウィー自由人運動メンバーのほか、アリー・ハビーブ退役准将(元国防大臣、元参謀総長)も出席した。

アラウィー自由人運動の集計によると、2011年3月以降のアラウィー派宗徒の犠牲者数は13万3,459人、障害が残った負傷者数は2,130人。

県別の内訳は、ラタキア県の死者が2万8,589人、障害者が4,568人、ハマー県の死者が8,760人、障害者が2,369人、ヒムス県の死者が6,543人、障害者が2,130人、タルトゥース県の死者が8万9,567人、障害者が5万8,216人。

行方不明者数は3,826人。

AFP, January 4, 2018、ANHA, January 4, 2018、AP, January 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 4, 2018、al-Hayat, January 5, 2018、Reuters, January 4, 2018、SANA, January 4, 2018、UPI, January 4, 2018などをもとに作成。

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