レバノンのジャディード・チャンネル(7月17日付)は、レバノン山地県アレイ市近郊のカハーラ町の警察が地元の若者を動員して民兵(自警団)を組織し、町内にあるシリア人難民の住居を夜襲し、武器で女性や子供を脅し、追放したと伝えた。
複数の難民によると、民兵は難民を侮辱、殴打し、町外に追放したという。
カハーラ町長は、事件へのコメントを拒否しつつ、「外国人労働者が午後9時から午前6時まで外出することを堅く禁じられている」と強調したという。
AFP, July 17, 2018、ANHA, July 17, 2018、AP, July 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, July 17, 2018、al-Hayat, July 18, 2018、Reuters, July 17, 2018、SANA, July 17, 2018、UPI, July 17, 2018などをもとに作成。
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