ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はレバノン紛争(2006年7月)の戦勝記念日に合わせてテレビ演説を行い、「レバノンの愛国的レジスタンスは、その意志、決意、能力においておれまでもっとも最強となった…。あの戦争(レバノン紛争)で占領政体(イスラエル)に勝利したように…近々勝利を祝うことになろう」と述べた。
ナスルッラー書記長はまた「シリアという国家を瓦解させようとする敵国イスラエルの希望は風と共に去り、シリアやレバノンに条件を突きつける時代は終わた…。イスラエルはシリアに対する戦争の完全なるパートナーで、シリア南部のテロ組織が必要とするあらゆる支援を行ってきた。またテロリストの士気を高揚させようと、軍事介入を行った。だが今日、あのとき(2006年)と同じように、戦争をしかけることができなくなった」と強調した。
AFP, August 14, 2018、ANHA, August 14, 2018、AP, August 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2018、al-Hayat, August 15, 2018、Qanat al-Manar, August 14, 2018、Reuters, August 14, 2018、SANA, August 14, 2018、UPI, August 14, 2018などをもとに作成。
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