レバノンのサアド・ハリーリー首相はシリア政府との関係修復を求めるアマル運動、ヒズブッラーに反発(2018年8月15日)

レバノンで組閣を進めるサアド・ハリーリー首相は、ムスタクバル潮流での記者との会合で、「シリア政府との関係修復は議論の余地のない問題だ」と述べた。

ハリーリー首相は「シリア政府と関係修復すべきだとの要求が組閣の条件のようになってしまっている…。もし他の誰かが、(シリア・ヨルダン国境に位置する)ナスィーブ国境通行所経由でレバノンとシリアの関係を修復すべきだと固執するのなら…、そのときは内閣は発足しない。このことだけははっきりと言っておきたい」と述べた。

ハリーリー首相の発言は、アマル運動幹部のアリー・ハサン・ハリール財務大臣が「ナスィーブ国境通行所が開かれたら、新内閣はレバノン・シリア関係の修復を施政方針に盛り込むべきだ」と述べたのを受けたもの。

アマル運動、ヒズブッラーは、シリア政府との関係強化を主張している。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月15日付)が伝えた。

AFP, August 15, 2018、ANHA, August 15, 2018、AP, August 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2018、al-Hayat, August 16, 2018、Reuters, August 15, 2018、SANA, August 15, 2018、UPI, August 15, 2018などをもとに作成。

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