クッルナー・シュラカー(3月18日付)は、国民対話総会開催準備の一環として、シリア政府が推し進めてきた関係正常化プロセスを経て、シリア国民評議会元メンバーら6人がシリアへと帰国したと報じた。
帰国したのは、バースィル・クワイフィー氏(シリア国民評議会元メンバー)、カフターン・サリービー氏、ハーリド・ナースィル氏、バースィル・タキーッディーン氏、マイス・クライディー氏。
クワイフィー氏はクッルナー・シュラカーの電話取材に応じ、「帰国を望む約140人の活動家のリストがある」としたうえで、6人が「シリア政府との信頼の架け橋となるべく、最初の1歩を踏み出すという挑戦を行い、他の活動家の先例になろうとした」と述べた。
クッルナー・シュラカーによると、欧米諸国が支援する在外の反体制活動家がシリア政府と和解し、帰国するのは今回が初めてだという。
AFP, March 18, 2014、AP, March 18, 2014、ARA News, March 18, 2014、Champress, March 18, 2014、al-Hayat, March 19, 2014、Iraqinews.com, March 18, 2014、Kull-na Shuraka’, March 18, 2014、Naharnet, March 18, 2014、NNA, March 18, 2014、Reuters, March 18, 2014、SANA, March 18, 2014、UPI, March 18, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.