ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が電話会談でイドリブ県情勢への対応を協議するなか、トルコ軍増援部隊が反体制派支配地域内の監視所に向かう(2019年5月13日)

ロシア大統領府は、ヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が電話会談を行い、シリア情勢、とりわけイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンでの戦闘激化への対応について意見を交わしたと発表した。

声明によると、会談では、緊張緩和地帯第1ゾーンで続く停戦違反を踏まえて、同地情勢など危機の主要な問題に関して意見交換を続けること、シリアでの問題解決に向けて両国が引き続き連携を続けることが確認されたという。

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ドゥラル・シャーミーヤ(5月13日付)は、12日にシリア軍がハマー県北部のシール・マガール村に設置されているトルコ軍の監視所一帯に対する攻撃を強めたことを受けて、トルコ南部(ハタイ県)のトルコ軍部隊の車列がシリア国境地帯に向かったと伝えた。

AFP, May 13, 2019、ANHA, May 13, 2019、AP, May 13, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2019、al-Hayat, May 14, 2019、Reuters, May 13, 2019、SANA, May 13, 2019、SOHR, May 14, 2019、UPI, May 13, 2019などをもとに作成。

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