ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月2日付)を公開し、6月1日に難民1,583人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは456人(うち女性118人、子供200人)、ヨルダンから帰国したのは331人(うち女性100人、子供168人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は243,435人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者84,736人(うち女性24,360人、子ども41,079人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者158,669人(うち女性47,639人、子ども80,924人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 472,715人(うち女性140,998人、子供221,579人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,638,968人(うち女性1,991,690人、子供3,385,874人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, June 2, 2019をもとに作成。
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