米海軍所属の対潜哨戒機がシリア領海に接近直後に消息を絶つ(2019年7月4日)

世界中の航空機の運航状況を補則するADS-Bエクスチェンジは、米軍航空機1機がシリア西部の地中海上空で消息を絶ったと発表した。

同サイトによると、消息を絶ったのは米海軍に所属するボーイングP-8ポセイドン対潜哨戒機で、地中海の某基地を離陸後にレーダーから消えたという。

消息を絶った時、この航空機はシリア領海から約16キロの距離を飛行していたという。

なお、これに先立ち、ロシアの複数メディア筋は、ロシアの防空部隊がシリア領空を旋回する米軍の無人航空機MQ-9リーパーを攻撃したと述べていた。

ADS-B Exchange, July 4, 2019、AFP, July 4, 2019、ANHA, July 4, 2019、AP, July 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 4, 2019、al-Hayat, July 5, 2019、Reuters, July 4, 2019、SANA, July 4, 2019、SOHR, July 4, 2019、UPI, July 4, 2019などをもとに作成。

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