パレスチナのハマースの幹部の一人マフムード・ザハール氏はナフダ・ニュース(7月9日付)のインタビューに応じ、シリア政府との関係改善には利益があると述べた。
ザハール氏は「シリア、レバノン、イランなど、イスラエルと敵対し、占領に対して明確な姿勢を示しているすべての国と良い関係を築くことが、抵抗運動の利益となる…。(シリアと)関係改善に向けた取り組みは行われている」と述べた。
「アサド大統領は我々のために門戸を開いてくれた。我々はパレスチナで活動するのと同じように、シリアで活動してきた。たが、シリア危機を背景として関係は突如衰退してしまった。危機のなかで、我々は彼のもとを去るべきではなく、彼を支持したり、彼に反対したりもすべきではないと考えてきた」と述べた。
AFP, July 9, 2019、ANHA, July 9, 2019、AP, July 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, July 9, 2019、al-Nahda News, July 9, 2019、Reuters, July 9, 2019、SANA, July 9, 2019、SOHR, July 9, 2019、UPI, July 9, 2019などをもとに作成。
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