ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月14日付)を公開し、11月13日に難民946人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは223人(うち女性67人、子供113人)、ヨルダンから帰国したのは723人(うち女性217人、子供369人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は465,649人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者147,896人(うち女性44,753人、子ども75,725人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者317,753人(うち女性95,365人、子ども162,044人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,661,110人(うち女性1,998,333人、子供3,397,166人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 694,929人(うち女性208,776人、子供354,691人)となった。
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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所を経由して帰還した3人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は36,323人(うち女性11,189人、子供16,489人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,304,922人(うち女性393,748人、子供660,255人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 14, 2019をもとに作成。
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