ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月2日付)を公開し、2月1日に難民919人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは217人(うち女性65人、子供110人)、ヨルダンから帰国したのは702人(うち女性211人、子供358人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は542,367人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者171,910人(うち女性51,967人、子ども87,969人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者370,457人(うち女性110,180人、子ども188,925人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 771,647人(うち女性231,805人、子供393,816人)となった。
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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所を経由して帰還した3人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は45,198人(うち女性14,322人、子供20,109人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,313,794人(うち女性396,881人、子供663,875人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 2, 2020をもとに作成。
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