トルコがリビアに派遣したシリア人戦闘員(自由シリア軍)が4,700人に達する(2020年2月4日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアの首都トリポリに派遣されたシリア人戦闘員(国民軍戦闘員)の数が4,700人に達していると発表した。

トルコ占領下のアレッポ県北部に設置されている教練キャンプでは1,800人が現在もリビアへの派遣に向けた訓練を受けているという。

リビアに派遣されているのは国民軍に所属するムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、北部の鷹旅団、ハムザート師団、シャーム軍団、スライマーン・シャー師団、サマルカンド旅団の戦闘員。

また、リビアに派遣された後、首都トリポリ市近郊での戦闘で死亡下戦闘員は80人に達しているという。

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また、ANHA(2月4日付)は、トルコ軍がアレッポ県アフリーン郡で活動する国民軍の戦闘員をシリア・ロシア軍の攻撃が続くイドリブ県やアレッポ県西部郊外に派遣する一方で、リビアにも戦闘員を派遣していると伝えた。

同サイトによると、ジンディールス町一帯で活動するシャームの民連合、ヌールッディーン・ザンキー運動の戦闘員をリビアに派遣されているという。

AFP, February 4, 2020、ANHA, February 4, 2020、AP, February 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2020、Reuters, February 4, 2020、SANA, February 4, 2020、SOHR, February 4, 2020、UPI, February 4, 2020などをもとに作成。

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