シリア人権監視団は、2019年12月初め以降のイドリブ県、アレッポ県へのシリア・ロシア軍の進攻に伴う戦闘で国内避難民(IDPs)となった住民は、1,005,000人に達していると発表した。
うち、1月半ば以降IDPsとなった住民は62万人以上、1月24日以降は41万人以上に達しているという。
なお、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は14日、2019年12月1日以降の戦闘で80万人以上がIDPsとなり、うち少なくとも60%が子どもだと発表している。
AFP, February 16, 2020、ANHA, February 16, 2020、AP, February 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2020、Reuters, February 16, 2020、SANA, February 16, 2020、SOHR, February 16, 2020、UPI, February 16, 2020などをもとに作成。
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