ロシア難民受入移送居住センター:難民887人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は564,703人に(2020年2月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月28日付)を公開し、2月27日に難民887人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは263人(うち女性79人、子供135人)、ヨルダンから帰国したのは624人(うち女性187人、子供318人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は564,703人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者178,582人(うち女性53,972人、子ども91,375人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者386,121人(うち女性115,880人、子ども196,914人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,568,303人(うち女性1,970,491人、子供3,349,835人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は793,983人(うち女性238,510人、子供405,211人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 28, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.