ロシア大統領府報道官「いかなる発言がなされようと、シリア国内でのテロとの戦いを継続する」と述べ、トルコを牽制(2020年3月1日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は「いかなる発言がなされようと、シリア国内でのテロとの戦いを継続する」と述べ、トルコを牽制した。

ペスコフ報道官は「1年前のソチでの合意に従って、トルコはテロ勢力の無力化しなければならなかった。しかし、残念ながら、トルコはこの誓約を守らっていない。テロリストはシリア軍への攻撃を行っている…。シリア軍の最近の発言はテロ組織に対峙することが目的だ…。いかなる発言がなされようと、このテロ勢力との戦いは続く」と述べた。

AFP, March 1, 2020、ANHA, March 1, 2020、AP, March 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2020、Reuters, March 1, 2020、SANA, March 1, 2020、SOHR, March 1, 2020、UPI, March 1, 2020などをもとに作成。

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