ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月2日付)を公開し、3月1日に難民743人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは340人(うち女性102人、子供173人)、ヨルダンから帰国したのは403人(うち女性121人、子供206人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は566,954人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者179,339人(うち女性54,199人、子ども91,761人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者387,615人(うち女性116,328人、子ども197,677人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,580,101人(うち女性1,974,030人、子供3,355,852人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は796,234人(うち女性239,185人、子供406,360人)となった。
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一方、国内避難民1,821人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したの1,821人(うち女性691人、子ども422人)、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は59,515人(うち女性20,280人、子供24,782人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,328,111人(うち女性402,839人、子供668,548人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 2, 2020をもとに作成。
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