北・東シリア自治局は「シリア革命」開始(2011年3月15日)9周年に合わせて声明を出し、シリア国内の悲劇を終わらせ、安定と民主主義の実現に貢献するため、「道徳的・愛国的責任を果たす」と表明した。
同局はまた「シリアの諸集団が望む革命の西進を維持」すると強調、シリア政府と外国のアジェンダにかかわる反体制派がシリアの悲劇を長引かせていると非難した。
そのうえで、すべての政治勢力に問題解決と安定の実現を支援するよう呼びかけるとともに、国際社会に対しては、国連安保理決議第2254号に準じ、紛争解決において役割を果たすよう訴えた。
AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。
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