イッザ軍は新型コロナウイルス感染の脅威が高まるなかIDPsを帰還させるためシリア軍を撤退させるよう国際社会に呼びかける(2020年3月29日)

イッザ軍は声明を出し、イドリブ県内の国内避難民(IDPs)キャンプで、新型コロナウイルス感染の脅威が高まっていることを受け、国際社会に対して、シリア政府とロシアに圧力をかけ、シリア軍を最近の戦闘での制圧地から撤退させ、IDPsが帰還できるようにするよう呼びかけた。

イッザ軍は、バラク・オバマ前米政権が後援していた「穏健な反体制派」の一つで、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と一貫して共闘している。

また、2019年6月にハマー県での戦闘で死亡した「革命のサヨナキドリ」ことアブドゥルバースィト・サールート(バセット)氏が所属していた組織。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

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