ヤーズジー保健大臣は新型コロナウイルス感染による死者が出たダマスカス郊外県マニーン町を封鎖したと発表(2020年4月1日)

ニザール・ヤーズジー保健大臣はイフバーリーヤ・チャンネル(4月1日付)の電話取材に応じ、新型コロナウイルス感染防止策として、首都ダマスカスの北約8キロの距離に位置するダマスカス郊外県タッル郡タッル中央区マニーン町(アイン・マニーン町)を封鎖したことを明らかにした。

マニーン町は新型コロナウイルスにかかって死亡した女性2人のうちの1人の感染が確認された場所。

マニーン町の封鎖は、住民の健康維持と感染拡大を防止するために決定されたという。

死亡した女性には、商店を営む夫と子供たちがいるが、彼らは自主隔離の要請に応じず、営業を続けており、加えてレバノンからの違法な帰国者が少なからずおり、そのなかに感染者が含まれている可能性があったため、住民の健康管理を徹底しつつ、町への出入りを禁止する決定を下したという。

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内務省は声明を出し、新型コロナウイルス感染を防止するため、周辺国(レバノン)からの違法な帰国者を発見したらただちに電話で通報するよう国民に呼びかけた。

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SANA(4月1日付)が伝えた。

AFP, April 1, 2020、ANHA, April 1, 2020、AP, April 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2020、al-Ikhbariya, April 1, 2020、Reuters, April 1, 2020、SANA, April 1, 2020、SOHR, April 1, 2020、UPI, April 1, 2020などをもとに作成。

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