シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は声明を出し、ロシア・トルコ両軍によるイドリブ県内のM4高速道路での合同パトロールに改めて異議を唱えた。
シャーム解放機構は「修復されしシリア革命は、それを弱化させようとする多くの計画に直面している。しかし、その担い手たちは今も革命の原則を守っており、各戦線で民衆運動の支援を受け、ムジャーヒディーンの銃をもって革命を防衛している…多くの住民、活動家、ジャーナリストが「尊厳の座り込み」を行うために繰り出し、敵に対峙し、ロシア占領軍の通行に拒否の姿勢を表明した。我々は、解放区の住民に根付いた生きた革命の鼓動を表現するこの座り込みを祝福する」と表明したうえで、ロシア軍に対抗するよう呼びかけた。
AFP, May 8, 2020、ANHA, May 8, 2020、AP, May 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2020、Reuters, May 8, 2020、SANA, May 8, 2020、SOHR, May 8, 2020、UPI, May 8, 2020などをもとに作成。
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