シリアのOPCW常駐代表は執行理事会の決議を「至極政治化したもの」と非難(2020年7月10日)

化学兵器禁止機関(OPCW)常駐代表のバッサーブ・サッバーグ大使は、2017年3月にハマー県ラターミナ町での化学兵器攻撃へのシリア軍の関与を非難した9日のOPCW執行理事会の決議に関して、「至極政治化したもの」としたうえで、「政治的目的と周知のアジェンダを実現するためにOPCW加盟国であり化学兵器禁止条約(CWC)の締結国を狙ったもの」、「数年にわたりシリアという国家に敵対する計略に取り組んできた国々の視点に立った偏向した決議」と非難した。

SANA(7月10日付)が伝えた。

AFP, July 10, 2020、ANHA, July 10, 2020、AP, July 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 10, 2020、Reuters, July 10, 2020、SANA, July 10, 2020、SOHR, July 10, 2020、UPI, July 10, 2020などをもとに作成。

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