アサド大統領はシリア軍創設記念日に合わせて祝辞を発表(2020年8月1日)

アサド大統領は75回目にあたるシリア軍創設記念日(8月1日)に合わせて、軍機関誌『ジャイシュ・シャアブ(人民軍)』を通じて祝辞を発表した。

祝辞は以下の通り:

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武勇伝、決意、熱意の男たちよ…。私は今日、シリア・アラブ軍創設第75周年に合わせて、誇りと賞賛に満ちた感情を向けたい…。祝福されし英雄たち、家々を守りし者たち、勝利をもたらす者たちに祝辞を述べたい…。勇敢なる士官、下士官、兵士らに、真正性(オーセンティシテ)と帰属意識の根幹を体現するこの栄光の祝日に、改めて、そして現代と未来に向けて、尊厳、主権、誇りの名のもとに祝辞を述べたい。

勇敢なる我が武装部隊の息子たちよ、諸君らは、この侵略テロ戦争のさまざまな職面において、指導者、解放者、勇者として、誇り高き我が人民と共にあった…。諸君らの意志と決意を挫くことができると夢想した者がいるなかで、諸君らは彼らの傲慢さが作り出した幻想を打ち砕いた…。裏切りと侵略を喜びとする悪とテロの勢力の反乱に立ち向かった。挑戦の大海と戦いの暗雲のなかにあっても、安定と犠牲と大胆さと勇気の人で有り続けた…。諸君らは恐れも躊躇も知らない…。しかし、栄誉や昇進に満足せず…、祖国の尊厳とその民の安全を守ることに魂をかけている。

諸君らが成し遂げたことは、その成果において大きく、その勝利において偉大だ…。それは、植民地主義勢力がシリアとその不屈の人民に対してさまざまなテロや侵略を起こってきたこの犯罪に満ちた戦争が続く9年以上の時のなかで明らかとなった。

勇敢なる我が軍の英雄たちよ…。改めてこの栄光の日に諸君らを祝福したい。諸君らは、この土地と主権を守り、名誉と尊厳を維持すると改めて誓ってくれている…。諸君らが意気揚々と道を進むよう呼びかけたい…。男らしさ、武勇伝、犠牲、犠牲の道を進み続けることで、汚れたテロの占領から祖国の土を完全に解放することになるだろう…。諸君らは希望と信頼の結び目だ…。諸君らとともに、天は高く、栄光は実現し、祖国は勝利する…。忠順なる我らが殉教者の御霊に永遠の慈悲があらんことを…。負傷した我らが英雄が回復せんことを。

AFP, August 1, 2020、ANHA, August 1, 2020、AP, August 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2020、Reuters, August 1, 2020、SANA, August 1, 2020、SOHR, August 1, 2020、UPI, August 1, 2020などをもとに作成。

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