新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で3人(2020年8月13日)

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月13日に新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計50人、うち回復したのは35人となった。

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シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新たに3人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

感染者が確認されたのは、トルコの占領下にあるアレッポ県バーブ・サラーマ国境通行所近くの国内避難民(IDPs)キャンプ。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計50人(うち22人は「解放区」、26人はトルコ占領地)、うち死亡したのは0人、回復したのは32人となった。

AFP, August 13, 2020、ACU, August 13, 2020、ANHA, August 13, 2020、AP, August 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2020、Reuters, August 13, 2020、SANA, August 13, 2020、SOHR, August 13, 2020、UPI, August 13, 2020などをもとに作成。

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