イドリブ県フーア市に移住した東グータ地方の元住民が退去を迫るトルキスタン・イスラーム党を武器をとって撃退(2020年8月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるフーア市で、トルキスタン・イスラーム党が、ダマスカス郊外県東グータ地方からの移住者(国内避難民(IDPs))の男性を襲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

この男性は、元住民の住居に家族とともに暮らしており、トルキスタン・イスラーム党は、戦闘員をこの住居に居住させるために、接収しようとして男性を襲撃した。

だが、男性は武器をとって応戦し、トルキスタン・イスラーム党の戦闘員を撃退した。

AFP, August 27, 2020、ANHA, August 27, 2020、AP, August 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2020、Reuters, August 27, 2020、SANA, August 27, 2020、SOHR, August 27, 2020、UPI, August 27, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.