新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で40人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で32人(2020年9月18日)

保健省は政府支配地域で新たに40人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月18日現在の同地での感染者数は計3,731人、うち死亡したのは168人、回復したのは918人となった。

SANA(9月18日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月18日に新たに32人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、22人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計496人、うち回復したのは149人、死亡したのは5人となった。

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者33人が確認されたと発表した。

新規感染者の内訳は、アレッポ県のバーブ市が18人、アアザーズ市が6人、ジャラーブルス市が3人、スィムアーン山が2人、イドリブ県が4人。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計497人、うち死亡したのは6人(シリア人権監視団の発表によると5人)、完治したのは149人となった。

AFP, September 18, 2020、ACU, September 18, 2020、ANHA, September 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2020、Reuters, September 18, 2020、SANA, September 18, 2020、SOHR, September 18, 2020などをもとに作成。

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