ダイル・ザウル県、ラッカ県でシリア民主軍への攻撃相次ぐ(2020年10月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(10月9日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスブハ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌を狙って道路に仕掛けれていた爆弾が爆発し、兵士複数が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタワーマ村のシリア民主軍検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

また、ハジーン市ではシリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

さらに、シュハイル村では正体不明の武装集団が、シリア民主軍の拠点に対してRPG弾で攻撃を加えた。

**

ラッカ県では、SANA(10月9日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタブカ市のユーフラテス川河畔で、シリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士4人が死亡した。

AFP, October 9, 2020、ANHA, October 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 9, 2020、Reuters, October 9, 2020、SANA, October 9, 2020、SOHR, October 9, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.