シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県カーミシュリー市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会の第8回対話フォーラムが開幕し、部族や政党の代表、シリア・クルド国民評議会代表、北・東シリア自治局ジャズィーラ地方代表、有識者、人権活動家ら130人が参加した。
「ジャズィーラとユーフラテスの民の国民大会に向けて」と銘打たれたフォーラムでは、イルハーム・アフマド・シリア民主評議会執行委員会共同議長が「シリア政府は、シリア危機を解決しようとするのではなく、この地域(シリア北・東部)の治安と安定を揺るがし、クルド人とアラブ人の不和を作り出そうとしている」と非難した。
アフマド共同議長はまた「シリア政府との会合は何の結果ももたらさなかった…。ロシアも(交渉の)保証国としての役割を果たそうとしたが、失敗した」と述べた。
ANHA(10月13日付)が伝えた。
AFP, October 13, 2020、ANHA, October 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2020、Reuters, October 13, 2020、SANA, October 13, 2020、SOHR, October 13, 2020などをもとに作成。
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