トルコの支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)に所属するアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動の指導部(ジャービル・アリー・バーシャー総司令官)は声明を出し、「正統性を喪失したハサン・スーファーン前総司令官によって代表される相手方から多くの建設的な提案を受けたが、組織の活動を分断しようとしている…それらすべてを拒否した」と発表した。
シリア人権監視団によると、提案はシャーム自由人イスラーム運動の軍事部門の士官らによるもので、ハサン・スーファーン前総司令官に総司令官の職務を委ねることなどを骨子としていた。
AFP, November 1, 2020、ANHA, November 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 1, 2020、Reuters, November 1, 2020、SANA, November 1, 2020、SOHR, November 1, 2020、Zaman al-Wasl, October 30, 2020などをもとに作成。
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