SANA(2月7日付)は、ヒムス県タドムル市から東に約10キロの距離にあるカフルール地区で、関係当局が身元不明の遺体3体を発見、うち1体が、シリア文化省の遺跡博物館局長を務め、UNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡群の調査で知られていたハーリド・アスアド氏(1934年生まれ)と思われると伝えた。
現在、遺体のDNA、検査が行われている。
アスアド氏は2015年8月、タドムル市でダーイシュ(イスラーム国)によって捕らえられ、殺害された。
AFP, February 7, 2021、ANHA, February 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 7, 2021、Reuters, February 7, 2021、SANA, February 7, 2021、SOHR, February 7, 2021などをもとに作成。
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