ハサカ県では、ANHA(4月2日付)によると、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属組織とともに、フール・キャンプでのダーイシュ(イスラーム国)のセル摘発と治安回復を目的とした「人道と治安」作戦を継続した。
6日目となる4月2日は、拘束したダーイシュ・メンバーの証言に基づく捜索活動により、内務治安部隊は第1ブロックで遺体2体を発見した。
その後、内務治安部隊は声明を出し、セル責任者や暗殺の首謀者ら20人を含む容疑者125人を拘束し、作戦の第一段階を完了したと発表した。
なお、前日までに拘束した容疑者の数は70人以上に達していた。
一方、SANA(4月2日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市近郊のハラーフィー街道で、シリア民主軍の車輌が何者かによって敷設されていた爆弾の爆発に巻き込まれた。
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ダイル・ザウル県では、ANHA(4月2日付)によると、シリア民主軍のテロ撲滅部隊(YAT)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村でダーイシュ(イスラーム国)のセルに対して2回の特殊作戦を実施し、イラク人1人を含むメンバー3人を拘束した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタブカ市で内務治安部隊(アサーイシュ)の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、女性隊員1人が死亡した。
AFP, April 2, 2021、ANHA, April 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2021、Reuters, April 2, 2021、SANA, April 2, 2021、SOHR, April 2, 2021などをもとに作成。
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