米『フォーリン・ポリシー』誌はシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)が、アサド政権ではなく、国民の生活を困窮させているとする記事を掲載(2021年4月1日)

『フォーリン・ポリシー』(4月1日付)は米国のシーザー・シリア市民保護法(シーザー法)が、アサド政権ではなく、国民の生活を困窮させているとする記事を掲載した。

「米国の制裁は無垢のシリア人を殺している」と題され記事には、国際的な(西側諸国の)制裁の結果として生じている燃料、電力不足に政府が対処できない状況が続くなか、記者(Hasan Ismaik)の親戚の子供が命を落としていくさまが紹介されている。

AFP, April 3, 2021、ANHA, April 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2021、Foreign Policy, April 1, 2021、Reuters, April 3, 2021、SANA, April 3, 2021、SOHR, April 3, 2021などをもとに作成。

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