レバノンの首都ベイルートにある国連事務所前で欧米諸国によるシリア国民への一方的な制裁措置に反対し、シリアとの連帯を訴える座り込みデモ(2021年4月15日)

レバノンの首都ベイルートにある国連事務所前で、欧米諸国によるシリア国民への一方的な制裁措置に反対し、シリアとの連帯を訴える座り込みデモが行われ、レバノンの宗教関係者、政治家、芸術家、教育研究関係者、学生、メディア関係者が集った。

デモでは、シリア正教会のベイルート大主教区のダーニヤール・クーリーヤ・アリーダ大主教が、数千人によって署名されたシリアへの包囲解除を求める文書を読み上げ、ローマ教皇フランシスコ、アントニオ・グテーレス国連事務総長、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長に、直ちに行動するよう呼びかけた。

デモには、シリア民族社会党幹部のリーシャール・リヤーシー上級弁護士、レバノン合意党のアフマド・アルワーン書記長らが参加し、演説を行った。

SANA(4月15日付)が伝えた。

AFP, April 15, 2021、ANHA, April 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2021、Reuters, April 15, 2021、SANA, April 15, 2021、SOHR, April 15, 2021などをもとに作成。

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