シリア民主軍は声明を出し、6月29日にウマル油田にある米主導の有志連合の基地が「イランの民兵」の砲撃を受けたことに関して、「我が軍の前線基地」が狙われたと発表(2021年6月29日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、国内最大のウマル油田に設置されている米主導の有志連合に対する「イランの民兵」の砲撃に関して声明を出した。

声明の内容は以下の通り。

北・東シリア現地時間の昨晩7時45分、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いのため、ダイル・ザウル県ウマル油田地区に設置されている我が部隊の前線軍事基地複数カ所が危険なロケット弾攻撃に晒されたが、物的被害を受けるにとどまった。
我が部隊は周辺地区において複数の予防的作戦を実施し、テロ組織ダーイシュのセルがいかなる活動を行うことも阻止した。

ANHA(6月28日付)が伝えた。

AFP, June 29, 2021、ANHA, June 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2021、Reuters, June 29, 2021、SANA, June 29, 2021、SOHR, June 29, 2021などをもとに作成。

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