アレッポ県アイン・アラブ市で北・東シリア自治局が政府カリキュラムによる特別コース開設を検討すると回答したにもかかわらずアサーイシュが教員に圧力(2021年9月19日)

シリア人権監視団は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市で、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が一部教員に対して、シリア政府のカリキュラムに沿った授業を行わない旨を誓約するよう迫っていると発表した。

アイン・アラブ市では、9月15日と16日に学生と高校生数十人が「我々の未来を決めさせろ」と銘打って、政府が定めたカリキュラムでの教育を求めてデモを行っていた。

デモはアサーイシュによって強制排除されたが、学生、保護者、そして教員らからなる代表団が、北・東シリア自治局の幹部と会談し、政府のカリキュラムに沿った特別コースの設置を検討すると回答していた。

AFP, September 19, 2021、ANHA, September 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2021、Reuters, September 19, 2021、SANA, September 19, 2021、SOHR, September 19, 2021などをもとに作成。

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