アーバン米中央軍報道官は10月20日のタンフ国境通行所の米軍基地へのドローン爆撃に関して「我々は自らに固有の自衛権を有し、我々が選ぶであろう時間と場所で対応する」と述べる(2021年10月21日)

米中央軍(CENTCOM)のビル・アーバン報道官は、10月20日にヒムス県タンフ国境通行所に米軍および英軍が違法に設置している基地が所属不明の無人航空機(ドローン)の爆撃を受けたことに関して、以下の通り述べた。

意図的且つ調整された攻撃を受けた…。
最初の報告によると、攻撃には無人航空システムが使用され、間接射撃が行われたが…現時点で米国の要因への被害は確認されていない。
意図的な攻撃によって被害が出ていないかパートナーとともに確認作業を行っている。
事件については現在調査中で…、現時点でこのほかに付け加えるべき情報はない。
我々は我が軍の安全を確保するため、あらゆる適切な防衛手段を講じ続ける。
我々は自らに固有の自衛権を有し、我々が選ぶであろう時間と場所で対応する。

フォックス・ニュース(10月21日付)などが伝えた。

AFP, October 21, 2021、ANHA, October 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2021、Fox News, October 21, 2021、Reuters, October 21, 2021、SANA, October 21, 2021、SOHR, October 21, 2021などをもとに作成。

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