女性として初めて人民議会議長を務めたハディーヤ・アッバース氏が63歳で死去(2021年11月14日)

女性として初めてシリア人民議会の議長を務めたハディーヤ・ハラフ・アッバース氏が現地時間11月13日、心臓発作によりダイル・ザウル軍事病院で亡くなった(享年63歳)。

シリアTV・オンライン(11月14日付)、ロイター・オンライン(11月13日付)、バヤーン(11月14日付)などが報じた。

アッバース氏は1958年にダイル・ザウル県で生まれ、アレッポ大学で農業工学の博士号を取得したのちフラート(ユーフラテス)大学で講師を務めた。

その後1978年から1983年まで「シリア全国学生連盟管理事務局東部地域支部」メンバー、 1983年から1988年まで「シリア全国学生連盟管理事務局ダイル・ザウル、ラッカ両支部」局長、1988年から1998年まで「アラブ社会主義バアス党ダイル・ザウル支部」指導部メンバーを務めた。

そして2016年6月、女性として初めてシリア人民議会議長に就任していた(1年後に退任)。

Syria TV Online, November 14, 2021、RT Online (Arabic Edition), November 13, 2021、Al Bayan, November 14, 2021などをもとに作成。

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