ダルアー県でナイーマ村長が爆殺される(2021年12月23日)

ダルアー県では、SANA(12月23日付)によると、ダルアー市のヒルバ交差点近くで、ナイーマ村長のアラー・アッブード氏(38歳)が乗った車に仕掛けられていた「テロリスト」が仕掛けた爆弾が爆発し、アッブード氏が死亡、現場近くにいた住民1人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、元反体制武装集団メンバーを代表する中央委員会のメンバーらが、ダルアー市の難民キャンプ地区にある「アブー・タアジャ」を名乗る元反体制武装集団指導者の自宅を襲撃、アブー・タアジャが率いる武装グループと撃ち合いになった。

これにより、双方に複数の負傷者が出たほか、住民2人が巻き添えとなり死亡した。

さらにウンム・マヤーズィン町では、軍事情報局傘下の地元組織のリーダーが何者かによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, December 23, 2021、ANHA, December 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2021、Reuters, December 23, 2021、SANA, December 23, 2021、SOHR, December 23, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.