リフアト・アサド元副大統領の次男で弁護士のドゥライド・アサド氏はラタキア港へのイスラエル軍のミサイル攻撃を黙認したロシアを非難(2021年12月30日)

リフアト・アサド元副大統領の次男で弁護士のドゥライド・アサド氏は、フェイスブックでの公式アカウント(https://www.facebook.com/Doureidalassad)を通じて、12月28日のイスラエル空軍によるラタキア港へのミサイル攻撃に沈黙するロシアを非難した。

ドゥライド氏の書き込みは以下の通り。

ラタキア県のオリーブの木々の4分の3はテロ行為によって焼失した。このテロ行為は、ロシアがこれと戦うためにシリアにやってきたと主張しているものだ。だが、ロシアは、テロによる火災の消火に参加するために、消火用の航空機を1機たりとも派遣したことはない! トルコ、ギリシャ、占領政体(イスラエル)、これらの国よりも遠方にある国々には同じ目的で何機もの航空機を派遣しきたにもかかわらずだ!

それでも、あなたは、イスラエルのミサイルが我々の港を攻撃する際に、ロシアが航空機を派遣し、ロシアのミサイルがイスラエルのミサイルを迎撃するとでも思っているのか!……もちろんそんなことはない!

AFP, December 30, 2021、ANHA, December 30, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 30, 2021、Reuters, December 30, 2021、SANA, December 30, 2021、SOHR, December 30, 2021などをもとに作成。

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