シャーム解放機構はオーストラリアによってテロ組織に指定されたことを「シリア革命が身を置く現実を現したものでもない」と非難(2022年2月23日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の広報局は声明を出し、オーストラリアがパレスチナのハマースなどとともにシャーム解放機構をテロ組織に指定したことを「純粋に政治的な問題で、ことの真相を現したものでも、シリア革命が身を置く現実を現したものでもない」と非難した。

シャーム解放機構はまた声明で「テロ指定は具体的証拠に基づいていない。人民や土地を防衛している者がどうしてテロリストに値するのか。世界のあらゆる法律がすべての人に保障された権利だと規定しているのに…。テロ指定に値するものが指定されていない。化学兵器使用という犯罪など、シリア国民に対する虐殺を行い、ロシア人のイラン人の助を借りて、シリア人の4分の3を強制移住させた者のことだ」と主張した。

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オーストラリアのカレン・アンドリュー内務大臣は2月17日、ハマース、シャーム解放機構、そしてシリアで活動する新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構をテロ組織のブラックリストに追加することを明らかにしていた。

AFP, February 23, 2022、ANHA, February 23, 2022、The Camberra Times, February 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2022、Reuters, February 23, 2022、SANA, February 23, 2022、SOHR, February 23, 2022などをもとに作成。

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