シリア国内の暴力(2014年6月5日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(6月6日付)によると、アルバイン調整が、アルバイン市に対する砲撃で軍が毒ガスを使用したと主張した。

アルバイン調整によると、使用された毒ガスは無臭で、これにより2人が死亡し、8人が呼吸困難、意識喪失、神経麻痺などの中毒症状を訴えたという。

またシリア人権監視団によると、ムライハ市およびその周辺で、軍、国防隊が反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月5日付)によると、キスワ市郊外のサウラ町で、軍が反体制武装集団を殲滅し、同村を制圧した。

またキスワ市郊外のザーキヤ町周辺、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、ムライハ市・ジスリーン町間の街道、ザバディーン町郊外、ナシャービーヤ農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、カアカーア旅団、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がダイル・ザウル市入り口のハラビーヤ交差点地域でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、同地区を制圧した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるアレッポ市ハーリディーヤ地区を反体制武装集団が迫撃砲で攻撃、またザフラー地区の空軍情報部一帯では、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団が、シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン軍などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月5日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、フライターン市、ハーディル村、バーシュクー村、タッル・リフアト市、アブティーン村、バービース村、マーリア市、シャイフ・ルトフィー村、アレッポ市サーフール地区、サラーフッディーン地区、アンサーリー地区、ラーシディーン地区、バーブ・ハディード地区、バニー・ザイド地区、ハラク地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(6月5日付)によると、カーミシュリー市クールニーシュ地区で車に仕掛けれた爆弾が爆発し、乗っていた民主統一党のアブドゥッラー・ハッジー・ハルフ・カルタミーニー氏が死亡した。

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ダマスカス県では、SANA(6月5日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月5日付)によると、カフルラーター村、キースィーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月5日付)によると、サルミーン市、カフルシャラーヤー村、ラーミー村、ビンニシュ市、カフルラーター村、カフルルーマー村、クマイナート農場、バルーマ農場、アイン・シャイブ農場、ジダール・ビカフルーン村、カニーサト・ナフラ村、アーリー村、タイイバート村、ハッルーズ村、ジュッブ・アフマル村、サルマーニーヤ村、ルージュ平原、バシーリーヤ村、ファイルーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月5日付)によると、フラーク市・ハリーク村交差点、キヒール村、アトマーン村、ウンム・マヤーズィン町、ダルアー市アブー・バクル・モスク一帯など、ヒルバト・ガザーラ町、サマーキヤート農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 5, 2014、AP, June 5, 2014、ARA News, June 5, 2014、Champress, June 5, 2014、al-Hayat, June 6, 2014、Kull-na Shuraka’, June 5, 2014、al-Mada Press, June 5, 2014、Naharnet, June 5, 2014、NNA, June 5, 2014、Reuters, June 5, 2014、SANA, June 5, 2014、UPI, June 5, 2014などをもとに作成。

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