アスマー・アフラス大統領夫人がラタキア県ファーフーラ区での火災復興完成式典に出席(2022年7月16日)

ラタキア県では、SANA(7月16日付)によると、2020年9月から10月にかけて同県およびタルトゥース県で発生した大規模火事の復興完成式典が、ファーフーラ区(カルダーハ郡)の住民によって行われ、アスマー・アフラス大統領夫人が参加した。

大規模火災では農地・植林地数千ヘクタールを消失、両県では復興事業が続けられてきた。




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アスマー夫人は祝典で次のように述べた。

2年ほど前、私と大統領は火災後にこの地域を訪れました。その光景は痛ましく、厳しいものでした。その光景は、もちろん、シリア人である私たち全員にとって痛ましいものでしたが、この土地の住民、村々の住民であるあなた方にとってはより痛ましいものでした。
おそらくあの時、この地域の村々の土地ほぼすべてが消失してしまったことで私たちが目にした「闇」のなかであれば、あきらめて、希望を失うことは簡単なことだったかもしれません。しかし、あなた方はあきらめませんでした。それどころか、あなた方は、助成金や寄附品の配給などの緊急支援策に留まらず、自ら再開発に向けた解決策、長期持続的なプロジェクトを考えて、貫徹しました。
この地域で、短期間に実現され、火災が火災への勝利にとって代わったことは、私たちみなにとって重要な経験です。私たちがこの土地に緑を取り戻したからではなく、これまで以上により良い状態へと発展させたから重要な経験なのです。こうした方法、行動のありようを通じて、私たちは自分たちが直面していた大いなる試練を克服することができました。また、この試練をもって、火災であれ何であれ、我々が直面するいかなる試練をも克服できるでしょう。それは意志や信仰に基づいていますが、同時に計画、組織、行動に依拠するものでした。
私が今日目にしたチームワークは、あなた方地域住民、地方自治体、関係機関、人民所組織、開発機関の協力によって具体化されたものです。こうした協力がなければ、今日、このような前向きな結果を見ることもなかったはずです。チームワークによって実現したこの先駆的な経験は、火災の被害を受けてすべての地域でも必ず広められなければなりません。とくに、この経験は地方分権を強化し、私たちがそれを火急に必要としていて、それによって地方社会を復興できるからです。
私と大統領はあなた方の土地に対する愛や帰属意識を誇りに思っています。あなた方がこの短期間で実現した偉大な結果、そして活力を誇りに思っています。あなた方が大好きです。必ず、あなたたちと一緒にもっと緑を取り戻しましょう。おめでとうございます。

SANA(7月16日付)が伝えた。

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AFP, July 16, 2022、ANHA, July 16, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 16, 2022、Reuters, July 16, 2022、SANA, July 16, 2022、SOHR, July 16, 2022などをもとに作成。

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