フール・キャンプで内務治安部隊(アサーイシュ)が「人道と治安」作戦第2段階を継続:広報局長はキャンプでの治安不安定化がトルコの指示によるものと主張(2022年8月27日)

ハサカ県では、ANHA(8月27日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)が「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

アサーイシュによると、第2段階の3日目となる27日には、ダーイシュ(イスラーム国のスリーパーセルがキャンプ内の児童を洗脳するために利用していた秘密本部を発見、これを破壊した。

また、スリーパーセルのメンバー6人を逮捕、塹壕1ヵ所を新たに発見した。

これに対して、ダーイシュ・メンバーの家族がアサーイシュの部隊を襲撃し、女性隊員2人が負傷した。

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アサーイシュのジャズィーラ地域広報局長のナーリーン・アブドゥルカーディル氏は、ANHAに対して、今年に入ってからキャンプ内でイラク難民やシリア人国内避難民(IDPs)を狙ったさまざまな事件が発生し、治安が不安定化していることに関して、トルコからの指示を受けて殺害・襲撃が行われていると主張した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にはるスワル町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 27, 2022、ANHA, August 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 27, 2022、Reuters, August 27, 2022、SANA, August 27, 2022、SOHR, August 27, 2022などをもとに作成。

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