ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、8月31日のイスラエル軍のシリア領内に対するミサイル攻撃に関して、同軍のF-16戦闘機8機がシリア領空外からアレッポ国際空港に隣接するナイラブ航空基地とダマスカス国際に対して誘導ミサイル8発と誘導爆弾8発で攻撃を行ったのに対して、シリア軍防空部隊は迎撃によって、ミサイル3発を破壊したが、シリア軍兵士5人が負傷、S-125防空システムのアンテナ塔と武器弾薬庫2棟が破壊され、ナイラブ航空基地の未使用の滑走路が損傷したと発表した。
RIAノーヴォスチ通信(9月1日付)が伝えた。
**
またシリア人権監視団は、負傷者のうち1人が9月1日に死亡したと発表した。
RIA Novosti, September 1, 2022をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.