【トルコ・シリア大地震】反体制組織のシリア対応調整者はシリア北西部で被災者の数が85万3849人に達していると発表(2023年2月15日)

反体制組織のシリア対応調整者はフェイブックのアカウント(https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/)で、シリア北西部での被災者の数が85万3849人に達しているとしたうえで、そのほとんどがシャーム解放機構の支配下にあるいわゆる「解放区」のイドリブ県ハーリム市、サルキーン市、アルマナーズ市、アズマーリーン村、アレッポ県のアターリブ市、そしてトルコ占領下の「オリーブの枝」地域のアレッポ県ジンディールス町に集中していると発表した。

被災者のうち、避難を余儀なくされたのが15万3893人(3万796世帯)、全壊した住居は1,123棟、倒壊の恐れがある住居が3,484棟、ひび割れなどの被害を受けたのが1万3733棟。

同、によると、国連が中央緊急対応基金(CERF)からすでにシリアに5000万米ドルを拠出しているものの、そのうちの98%がシリア政府支配地域に振り分けられ、シリア北部の被災者には最低限の支援も行き届いていないと主張した。

なお、国連の物資を積んだ車列はバーブ・ハワー国境通行所経由で6回、バーブ・サラーマ国境通行所経由で1回入っており、台数は92台。

医療部門に関しては、イドリブ県内の14の病院とアレッポ県の6の病院に外科手術に必要な機器、麻酔器具などの医療品を緊急に支援する必要があり、避難所については、1万8748世帯を収容する住居、暖房器具、衣服、食料品、14の野外炊事場、8つのパン製造所、1人あたり平均で3リトルの水などが必要だとしている。

https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/posts/pfbid024JKyVaFp8WEFnmYsYK2iBHf2JvqpDLy74fQrGSky7mdeuX2URSjBJyoLMGW8fDeml?__cft__[0]=AZUA5ScQxV3LlKLGLWN2p0-_0K_SY6u8-_uWKUPEb44pnDU4N_gkxpZLgZ0vRrl2-Kzy1pWlAXXS4weWedXUtDVuJ1H2DjQ7O48lz_SyAXdFQwFmE5IXPgoBqkOJVj6n44eIuUSrmIDufNvl6SQ63cWzeABIwSNV_U3wVngt9Fb8A2kMjZPo1vX3PhhkoQ8i2oSyBkJpc3Q_sSdP5l2Xn1E1&__tn__=%2CO%2CP-R

AFP, February 15, 2023、ANHA, February 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2023、Reuters, February 15, 2023、SANA, February 15, 2023、SOHR, February 15, 2023などをもとに作成。

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