シリアを公式訪問中(5月3~4日)のイランのエブラーヒーム・ライースィー大統領は、シリア・アラブ通信(SANA)とシリア・チャンネルの共同インタビューに応じ、5日に放映された。
ライースィー大統領は、過去にシリアに寄り添ってきたイランは将来においても寄り添い、シリア国民を支持し、抵抗枢軸を支援し続けると述べた。
また、米国については、シリアの一部地域を占領し、その富を略奪し、テロを通じて実現しようとして失敗した自らの目的を実現しようとしているが、シリア国民の抵抗がこうした計略を頓挫させたと指摘、勝利は最終的にシリアの同盟者にある、と強調した。
そのうえで、シリア近隣諸国の懸念を解決するには、シリア全土がその主権のもとに復帰する必要があり、トルコ軍にはシリア領内に居場所はないと述べた。
SANA(5月5日付)が伝えた。
AFP, May 5, 2023、ANHA, May 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 5, 2023、Reuters, May 5, 2023、SANA, May 5, 2023、SOHR, May 5, 2023などをもとに作成。
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