【トルコ・シリア大地震】アルヌース首相:被災者は22万762世帯、数百万人に達し、1348世帯、6740人が32の避難所で避難生活を送る(2023年5月7日)

人民議会(第3期)は第9回定例会が、ハンムーダ・サッバーグ議長のもとに開会、フサイン・アルヌース首相をはじめとする閣僚が出席し、政府の施政方針についての審議を行った。

定例会に出席したアルヌース首相は施政方針演説のなかで、2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の被害状況の詳細について明らかにした。

それによると、被災者は22万762世帯、数百万人に達し、1348世帯、6740人が32の避難所で避難生活を送っている。

また、21万6469の建物に対する耐震調査が完了し、うち9194棟が居住不可能で解体が必要、6万6889棟に補強が必要、14万386棟が安全であることが確認された。

また被災者の救済については、2023年法令第3号、同7号によって、被災者への税金の免除、財政支援が可能になったと説明した。

SANA(5月7日付)が伝えた。

AFP, May 7, 2023、ANHA, May 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2023、Reuters, May 7, 2023、SANA, May 7, 2023、SOHR, May 7, 2023などをもとに作成。

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