ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、アラブ連盟緊急外務大臣会合でシリアの連盟復帰が決定されたことに関して、中東地域情勢の改善、シリア危機がもたらした影響の克服の加速に資すると述べ、歓迎の意を示すとともに、アラブ諸国がシリアの復興にかかる問題を解決するため、さらなる支援を行うことに期待を寄せた。
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米国務省のヴェタント・パテル副報道官は、アラブ連盟緊急外務大臣会合でシリアの連盟復帰が決定されたことに関して、記者らに以下の通り述べ、批判した。
我々は、シリアが現時点でアラブ連盟に復帰するに値するとは思っていない。
我々は、自分たちがアサド体制との関係を正常することはないと信じ続けており、同盟国やパートナーがそうすることを支持しない。
我々は、国連安保理決議第2254号に沿ってシリア危機の解決に至ることを含めて、シリアに関してアラブ諸国のパートナーと多くの目標を共有している。
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英国のタリク・アフマド中東・北アフリカ問題担当大臣は、アラブ連盟緊急外務大臣会合でシリアの連盟復帰が決定されたことに関して、「英国はアサド体制と関わることに反対し続ける。バッシャール・アサドは、無実のシリア人の逮捕、拷問、殺人を続けている。国民に対する彼の行為に変化の兆候は何ら見られないようだ」と述べ、反対の意思を示した。
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ドイツ外務省は声明を出し、アラブ連盟緊急外務大臣会合でシリアの連盟復帰が決定されたことに関して、シリアの体制との関係正常化を求めるような変化は、現地シリアにおいて何ら生じていないとして、消極的な姿勢を示した。
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RIAノーヴォスチ通信(5月7日付)などが伝えた。
AFP, May 7, 2023、ANHA, May 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2023、Reuters, May 7, 2023、RIA Novosti, May 7, 2023、SANA, May 7, 2023、SOHR, May 7, 2023などをもとに作成。
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