ハマー県北東部では、シャーム解放機構などからなる武装集団とダーイシュが一進一退の攻防を続ける(2017年12月21日)

ハマー県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(12月21日付)によると、シリア軍とシャーム解放機構などからなる武装集団が県北東部で交戦を続けるなか、シャーム解放機構などからなる武装集団がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ウンム・カバブ丘を奪還した。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュがラスム・ハンマーム村を制圧した。

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, December 21, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北東部、ダマスカス郊外県南西部でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦(2017年12月21日)

イドリブ県では、『ハヤート』(12月22日付)によると、戦闘機(所属明示せず)が、シャーム解放機構などからなる武装集団の支配下にある件南部のムシャイリファ村、アブー・ダーリー村一帯を爆撃した。

また、同地一帯では、シリア軍とシャーム解放機構などからなる武装集団が交戦した。

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ハマー県では、『ハヤート』(12月22日付)によると、戦闘機(所属明示せず)が、シャーム解放機構などからなる武装集団の支配下にある県北東部のラフジャーン村一帯を爆撃した。

また、同地一帯では、シリア軍とシャーム解放機構などからなる武装集団が交戦した。

県北部のラターミナ町、カフルズィーター市一帯でも、イッザ軍、トルキスタン・イスラーム党、アフラール軍がシリア軍と交戦し、シリア軍が砲撃を行った。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月21日付)によると、クナイトラ県のハムル丘方面からバイト・ジン村農場地帯、マガル・ミール村一帯に侵攻したシャーム解放機構などからなる武装集団をシリア軍が迎撃した。

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, December 21, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県東部のブサイラ市にあるシリア民主軍の拠点を砲撃(2017年12月21日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月21日付)によると、シリア軍がユーフラテス川とハーブール川が交わる要衝に位置するブサイラ市にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点複数カ所に対して重火器による砲撃を行った。

syria.liveuamap.com, December 21, 2017

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017などをもとに作成。

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アレッポ市解放1周年の記念祝典が同市中心街で行われ数千人が参加(2017年12月21日)

アレッポ県では、昨年末にシリア軍によってアレッポ市東部街区が完全制圧されたことを記念し、アレッポ市中心街のサアドッラー・ジャービリー広場で記念祝典が催され、住民数千人が参加した。

祝典にはまた、ムハンマド・ラーミズ・タルジャマーン情報大臣、フサイン・ディヤーブ・アレッポ県知事、ファーディル・ナッジャール・バアス党シリア地域指導部アレッポ支部指導部書記長、ムハンマド・ナーイフ・サトリー同アレッポ大学支部書記長、シリア駐留ロシア軍司令部当事者和解調整センター代表(سيرغى تشيبتروف)らが参列し、祝辞を述べた。

SANA(12月21日付)が伝えた。

SANA, December 21, 2017
SANA, December 21, 2017
SANA, December 21, 2017

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017などをもとに作成。

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アレッポ市解放1周年の記念祝典に合わせて反体制武装集団が同市を砲撃し、子ども2人が死亡(2017年12月21日)

アレッポ県では、SANA(12月21日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ナイル通りを砲撃し、子ども2人が死亡、6人が負傷した。

シリア人権監視団によると、迫撃砲はナイル通りの他にも、ティシュリーン通り、アンダルス地区に着弾した。

砲撃は、アレッポ市中心街でのアレッポ市解放1周年記念祝典に合わせたものだという。

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年12月21日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月21日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県5件、ラタキア県1件、クナイトラ県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも4件(イドリブ県1件、ハマー県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,313市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 21, 2017をもとに作成。

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北シリア民主連邦ユーフラテス地域コバネ地区共同議長選出(2017年12月20日)

北シリア民主連邦執行委員会は、アレッポ県アイン・アラブ市で、ユーフラテス地域コバネ(アイン・アラブ)地区の共同議長を選出するための会合を招集した。

会合には、執行委員会メンバー、コバネ地区選挙当選者らが出席し、投票の結果、ムスタファ・ハラフ・イートゥー氏、マルワー・ドゥライイー氏がコバネ地区共同議長に、タラール・アフマド氏(アラブ代表)、カーニューラー・イスマーイール氏、ムハンマド・ハムザ氏を共同副議長に選出された。

ANHA(12月20日付)が伝えた。

ANHA, December 20, 2017

AFP, December 23, 2017、ANHA, December 23, 2017、AP, December 23, 2017、ARA News, December 23, 2017、Champress, December 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2017、al-Hayat, December 24, 2017、al-Mada Press, December 23, 2017、Naharnet, December 23, 2017、NNA, December 23, 2017、Reuters, December 23, 2017、SANA, December 23, 2017、UPI, December 23, 2017などをもとに作成。

 

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YPGはダイル・ザウル県東部のバカーラ大隊支配下の2カ村を襲撃(2017年12月20日)

ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(12月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)に所属する諜報機関が、県東部でYPG主体のシリア民主軍に所属するバカーラ大隊支配地域を襲撃した。

シリア人権監視団によると、YPGのパトロール部隊は、バカーラ大隊の支配下にあるジュダイダト・バカーラ村、ダフラ村を襲撃し、同大隊の戦闘員4人を拘束、連行したという。

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017などをもとに作成。

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自由シリア軍参謀総評議会はジャズィーラ・チャンネルで機密情報を暴露したザカリヤー大佐の処罰をなぜかトルコに求める(2017年12月20日)

シリア革命反体制勢力国民連立傘下の暫定内閣国防省所轄の自由シリア軍参謀総評議会は声明を出し、アブドゥルハミード・ザカリヤー大佐の身柄をトルコの治安当局に引き渡したいと表明、トルコに彼の処罰を要請した。

声明によると、ザカリヤー大佐は、カタールの衛星テレビ局ジャズィーラの名物番組「イッティジャーフ・ムアーキス」に19日出演した際、「総司令部の許可無く機密情報を漏洩し…シリア革命の安全を脅かした」ために、参謀総評議会はザカリヤー大佐を拘束したという。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

ザカリヤー大佐は19日に出演した「イッティジャーフ・ムアーキス」で、ジュネーブ会議に参加している反体制政治勢力が、「現地の革命家を売り渡し…、彼らをテロリストとみなし…、戦闘を継続するイッザ軍への支援を阻止した」などと発言していた。

イッザ軍は、バラク・オバマ前米政権の支援を受けていた「穏健な反体制派」で、現在もハマー県北部で、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構と連携して戦闘を継続している。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

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これに対して、ザカリヤー大佐は自身のツイッターを通じて、「革命を盗んだ者たちのことを話したまでだ…。さらに暴露すると、リビア人がシリア革命に無償で武器や弾薬を供与してくれていた。かれらはレバノンの港に武器を運ぶための船賃を払ってくれていた」などと述べた。

また、複数の活動家らがツイッターで「我らはみなアブドゥルハミード・ザカリヤー自由大佐」と銘打ったハッシュタグを拡散し、抗議の意思を示した。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

AFP, December 20, 2017、Aljazeera.net, December 19, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017などをもとに作成。

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有志連合のディロン報道官「ダーイシュ戦闘員数百人がシリア政府支配下の首都ダマスカス南部の「安全な場所」に避難した」(2017年12月20日)

米主導の有志連合のライアン・ディロン報道官(大佐)は、ダイル・ザウル県のユーフラテス川河畔地域で活動を続けるダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員のうち数百人が同地を逃れ、シリア政府支配下にあるダマスカス県南部の「安全な場所」に移動した、と主張した。

ダマスカス県南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプやダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市にはダーイシュの支配下にある孤立地帯が残っている。

ディロン報道官はまた、「ダーイシュはイラクとシリア国内の支配地域のほぼすべてを失ったが…、それは戦いが終わったことを意味しない」と述べ、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領による勝利宣言に疑義を呈す一方、ダーイシュ戦争員約3,000人がいまだシリア国内に残留しているとの見方を示した。

また、シリアとイラク領内における今後の有志連合の活動については、これまでの「戦果の維持に限定される」だろうと述べた。

アラビーヤ(12月20日付)、フッラ・チャンネル(12月20日付)などが伝えた。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

AFP, December 20, 2017、Alarabia, December 20, 2017、Alhurra, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がダイル・ザウル県東部でダーイシュと交戦(2017年12月20日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、ハマーム村、東ジャラス村にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点への攻撃を試みたが、シリア民主軍がこれを撃退した。

AFP, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017などをもとに作成。

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ラッカ市内の聖母マリア教会とマール・ギルギス教会で地雷撤去完了(2017年12月20日)

ANHA(12月20日付)は、地雷撤去を専門とする西クルディスタン移行期民政局傘下のルージュ機構が、ラッカ市内の聖母マリア教会とマール・ギルギス教会にダーイシュ(イスラーム国)が敷設していた地雷や爆発物の撤去を完了した、と伝えた。

ANHA, December 20, 2017

AFP, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県マアッルシューリーン村のロシア軍によると思われる爆撃で15人以上が死亡(2017年12月20日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、ロシア軍と思われる戦闘機がマアッルシューリーン村を爆撃し、15人が死亡、35人以上が負傷した(シリア人権監視団によると、19人が死亡、25人以上が負傷)。

しかし、ロシア国防省は声明を出し、イドリブ県マアッルシューリーン村に対して行われた爆撃に関して、ロシア軍戦闘機はこの地域で爆撃を行っていなかったと発表、関与を否定した。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

一方、SANA(12月20日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、ハマー県北東部から県南東部に進軍、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦の末、ムシャイリファ(ムシャイリファト・アブ・ダーリー)村、タッル・マクタア村を制圧した。

しかし、シャーム解放機構に近いイバー通信(12月20日付)によると、シャーム解放機構などからなる武装集団はムシャイリファ村一帯でシリア軍を撃退したという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月20日付)によると、シリア軍が県南西部のマガル・ミール村一帯、バイト・ジン村一帯でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

これに対して、反体制武装集団は、ハラスター市郊外のワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、シャイフ(ヘルモン山)部隊連合はバイト・ジン村農場地帯上空を飛行中のシリア軍の無人偵察機を撃墜した。

さらに、シャーム自由人イスラーム運動が主導する「彼らが不正を働いた」作戦司令室は、ハラスター市郊外の車輌管理局に進入するためにシリア軍が掘削した地下トンネルを爆破し、シリア軍兵士数十人を殲滅したという。

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ハマー県では、『ハヤート』(12月21日付)によると、イッザ軍、トルキスタン・イスラーム党、アフラール軍などからなる反体制武装集団が活動を続けるラターミナ町一帯をシリア軍が砲撃した。

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アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(12月20日付)は、シャーム解放機構とアフラール軍がラムラ村、ラスム・スィヤーラ村一帯に進軍しようとしたシリア軍と交戦、士官1人と兵士7人を捕捉したと伝え、その写真を公開した

AFP, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, December 20, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県の反体制武装集団戦闘員121人が投降し、放免に(2017年12月20日)

ヒムス県では、SANA(12月20日付)によると、地域和解プロセスの一環として、ラスタン市、タルビーサ市、タドムル市、クサイル市、タッルカラフ市、カルアト・ヒスン市などの出身者121人が当局に武器を引き渡し投降し、祖国の治安と市民の平和を守ることを誓約し、放免となった。

SANA, December 20, 2017

AFP, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017などをもとに作成。

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ダマスカスの国連事務所前でエルサレム首都認定に抗議するデモ(2017年12月20日)

ダマスカス県では、SANA(12月20日付)によると、マッザ区の国連事務所前で、ドナルド・トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定したことに抗議する座り込みが行われ、シリア統一共産党(共産党ファイサル派)、パレスチナ人民党、DFLPのメンバー・支持者が参加した。

SANA, December 20, 2017

AFP, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2017年12月20日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月20日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県4件、ラタキア県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ヒムス県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(イドリブ県1件、ラタキア県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,311市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2017をもとに作成。

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北シリア民主連邦ジャズィーラ地域ハサカ地区共同議長選出(2017年12月19日)

北シリア民主連邦執行委員会は、ラッカ県カーミシュリー市で、ジャズィーラ地域カーミシュロー(カーミシュリー)地区の共同議長を選出するための会合を招集した。

会合には、執行委員会メンバー、カーミシュロー地区選挙当選者らが出席し、投票の結果、バルウィーン・ユースフ氏(クルド代表)、ナジーブ・イリヤース・フーリー氏(シリア正教徒代表)がカーミシュロー地区共同議長に、タルファ・アフマド氏、スライマーン・ハリール氏、サーフィヤ・クウード氏を共同副議長に選出された。

ANHA, December 19, 2017

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北シリア民主連邦執行委員会は、ハサカ県ハサカ市で、ジャズィーラ地域ハサカ地区の共同議長を選出するための会合を招集した。

会合には、執行委員会メンバー、ハサカ地区選挙当選者らが出席し、投票の結果、アブドゥルガニー・ウースー氏(クルド代表)、サムル・アブドゥッラー氏(アラブ代表)をハサカ地区共同議長に、マハー・シャーブー氏(シリア正教徒代表)、マフムード・スライマーン・ラッシュ氏(ヤズィーディー派代表)、ダーウド・ハッジー・アリー氏を共同副議長に選出された。

ANHA, December 19, 2017

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ANHA(12月19日付)が伝えた。

AFP, December 23, 2017、ANHA, December 23, 2017、AP, December 23, 2017、ARA News, December 23, 2017、Champress, December 23, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 23, 2017、al-Hayat, December 24, 2017、al-Mada Press, December 23, 2017、Naharnet, December 23, 2017、NNA, December 23, 2017、Reuters, December 23, 2017、SANA, December 23, 2017、UPI, December 23, 2017などをもとに作成。

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エジプトのマルカビー電力大臣「シリアとエジプトの間で送電計画を策定に向けた交渉が行われている」(2017年12月19日)

エジプトのムハンマド・シャーキル・マルカビー電力大臣は、『ブールサ』(12月19日付)に対し、「シリアとエジプトの間で送電計画を策定に向けた交渉が行われており、その総工費は18億ドルに達する」と述べた。

マルカビー電力大臣はまた「シリアは総工費のうちの12億ドルを、エジプトは6億ドルを拠出し、計画実施に向けた決定を下すため関係当局が調整を行っている」と付言した。

al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017

AFP, December 21, 2017、ANHA, December 21, 2017、AP, December 21, 2017、ARA News, December 21, 2017、al-Bursa, December 21, 2017、Champress, December 21, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 21, 2017、al-Hayat, December 22, 2017、al-Mada Press, December 21, 2017、Naharnet, December 21, 2017、NNA, December 21, 2017、Reuters, December 21, 2017、SANA, December 21, 2017、UPI, December 21, 2017などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣「緊張緩和地帯が今のままで維持されることは認められない」(2017年12月19日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相は人民議会本会議で、シリアをめぐる内外情勢、とりわけ「テロとの戦い」の進捗や「緊張緩和地帯」の動静についての報告を行った。

ムアッリム外務在外居住者大臣はそのなかで、「シリアにおいてテロとの戦いでの勝利について話すのは時期尚早だ…。我が国に対する国際的な陰謀は続いている」と述べ、米国やトルコの介入を非難した。

また「シリア北部の一部のグループが米国のためにトロイの木馬を建造しようとしている」と述べ、西クルディスタン移行期民政局を批判、「ダマスカスの優先事項はテロ撲滅と国家統合だ」と強調した。

一方、ロシア、トルコ、イランの合意に基づいて設置された「緊張緩和地帯」に関しては、「テロリストは違反を繰り返し、シリア軍はこうした違反に対して報復を行っている…。緊張緩和地帯が現状で維持されることは今後は認められない。なぜなら、シリア全土からテロリストを根絶することが目標だからだ」と強調した。

SANA(12月19日付)が伝えた。

SANA, December 19, 2017

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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シリア政府の許可を得ない国連関連機関による陸路での人道支援の期間延長を定めた国連安保理決議第2393号採択、ロシア、中国、ボリビアは棄権(2017年12月19日)

国連安保理は、シリア国境経由(クロスボーダー)で反体制派支配地域への国連関連機関による人道支援を定めた安保理決議第2165号(2014年7月14日、http://unscr.com/en/resolutions/2165)の有効期間を2019年1月10日まで延長すること定めた安保理決議第2393号を承認した。

決議案は、スウェーデン、日本、エジプトが準備、採決では、米国、英国、フランスなど12カ国が賛成、ロシア、中国、ボリビアが棄権した。

国連安保理決議第2165号においては、シリア当局に通告をすれば(その許可を得ずに)、反体制派の支配下にあるバーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県)、バーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)、ラムサー国境通行所(ダルアー県)、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるヤアルビーヤ国境通行所(ハサカ県)を経由して人道支援を行うことができる旨定められている。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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ハサカ市でPYD諜報部隊がシリア軍兵士3人を逮捕、シリア軍も対抗措置としてYPG隊員2人を逮捕(2017年12月19日)

ハサカ県では、ハーブール(12月19日付)によると、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)の諜報機関が、ハサカ市北部入口のサッバーグ交差点でシリア軍兵士3人を逮捕した。

逮捕された3人は、第5連隊駱駝騎兵隊所属で、シリア軍のIDを所持していたために拘束されたという。

これに対して、シリア軍はハサカ市中心街のパレスチナ通りを巡回していた西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の隊員2人を逮捕、双方が厳戒態勢に入った。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Khabur, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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アフル・シャーム中隊は「西カラムーン連合」結成に疑義(2017年12月19日)

ダマスカス郊外県西カラムーン地方で活動を続けるアフル・シャーム中隊は声明を出し、18日に「西カラムーン連合」を名のる新たな武装集団の結成が発表されたことに関して、カラムーン地方の住民や武装集団に事前に説明がなかったと非難し、同じく西カラムーン地方で活動を続ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団にこの組織との関係を明らかにするよう求めた。

al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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フランスのマクロン大統領「シリアがアサド大統領の下にまとまるとは思っていない」(2017年12月19日)

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、18日のアサド大統領による批判に対して、「受け入れられない」、「シリアとシリア人なしには持続的和平も政治的解決も構築できないと考えている。またシリアがバッシャール・アサドの下にまとまるとは思っていない」と反論した。

AFP(12月19日付)が伝えた。

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エジプト・ムルスィー前政権の顧問「国際ムスリム同胞団はカタールの資金でエジプト国内での自由シリア軍の教練に合意していた」(2017年12月19日)

エジプトのムハンマド・ムルスィー前政権で大統領顧問(軍事関係担当)を務めていたアブドゥルムンイム・トゥラース氏は、エジプトの『ヤウム・サービア』(12月19日付)のインタビューに応じ、そのなかで、ムルスィー前政権時代に、ムスリム同胞団の国際機構がカタールで会合を開き、カタールの資金で、エジプト領内で「自由シリア軍」の教練を行う決定がなされていた、と暴露した。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017、al-Yawm al-Sabi’, December 19, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県、ハマー県でシャーム解放機構などからなる武装集団を攻撃、反体制派は首都ダマスカスを砲撃(2017年12月19日)

ダマスカス郊外県では、SANA(12月19日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに、県南西部のバイト・ジン村農場地帯、ザアタラー丘、マガル・ミール村、マルワーン丘一帯でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる武装集団は、クナイトラ県のタルジャナ村一帯から、ハラファー村、マクルーサ村を砲撃し、反撃を試みた。

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ダマスカス県では、SANA(12月19日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がザブラターニー地区を砲撃し、子ども1人を含む3人が死亡、5人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(12月19日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ラターミナ町近郊のルワイダ村に突入し、シャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、カフルズィーター市、ラターミナ町一帯を爆撃し、シャーム解放機構の拠点を破壊した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)によると、ロシア軍戦闘機が県南部のタッフ村を空爆した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)によると、ロシア軍戦闘機が県南部のタッル・アマーラ村、タッル・アーガル村、下マクサル村、バーシュカウィー村、ワーディー・シャフルール村、ナースィリーヤ村一帯を爆撃し、住民が避難した。

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは8件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年12月19日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月19日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県4件、ラタキア県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ダルアー県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ヒムス県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,311市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 19, 2017をもとに作成。

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米中央軍はシリア・イラク領内での作戦でダーイシュ幹部3人を殺害したと発表(2017年12月19日)

米中央軍(CENTCOM)は、シリアとイラク領内での過去3週間にわたる作戦で、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部3人を殺害したことを確認したと発表した。

死亡を確認したのは、アブー・ファイサル、アブー・クダマー・イラーキー(いずれも12月1日にシリア領内のユーフラテス川河畔で死亡)、ムスタファー・カマール・ジャースィム・ムハンマド・ザーウィー(11月28日にイラク領内で死亡)。

CENTCOM, December 19, 2017をもとに作成。

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ダマスカス郊外県西カラムーン地方で活動を続ける反体制派が「西カラムーン連合」として糾合したと発表(2017年12月18日)

ダマスカス郊外県の西カラムーン地方で活動する反体制武装活動家らは、ビデオ声明を出し、「西カラムーン連合」の名で新たな組織を結成したと発表した。

ムハンマド・バラーキー氏によって読み上げられた声明によると、西カラムーン地方で活動するすべての武装集団を再編し、「西カラムーン連合」を結成したという。

al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017

AFP, December 19, 2017、ANHA, December 19, 2017、AP, December 19, 2017、ARA News, December 19, 2017、Champress, December 19, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 19, 2017、al-Hayat, December 19, 2017、al-Mada Press, December 19, 2017、Naharnet, December 19, 2017、NNA, December 19, 2017、Reuters, December 19, 2017、SANA, December 19, 2017、UPI, December 19, 2017などをもとに作成。

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ハイダル国民和解担当国務大臣「流血を避けるため東グータ地方からのシャーム解放機構を受け入れたい」(2017年12月18日)

アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣(シリア民族社会党インティファーダ派)は報道無形声明を出し、そのなかで、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続けているシャーム解放機構の戦闘員のイドリブ県への退去に関して、「流血を認めるため受け入れたい」との意向を示した。

シャーム解放機構の退去は、12月上旬に、ロシアがラフマーン軍団やイスラーム軍との間で合意していたもの。

だが、組織内で退去の是非をめぐる対立が続いており、合意は履行されていない。

東グータ地方は、ラフマーン軍団、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが有力だが、シャーム解放機構の戦闘員500人ほどがこれらの武装集団と連携して、活動を続けていた。

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イスラーム軍は声明を出し、シャーム解放機構がダマスカス郊外県東グータ地方で戦闘員多数をイスラーム軍によって殺害されたと主張し、その写真を公開したことに反論、公開された写真は、ホワイト・ヘルメットが依然に撮影した遺体の写真の使い回しで、シャーム解放機構戦闘員の殺害を否定した。

そのうえで、こうした「嘘」を通じて、シャーム解放機構が東グータ地方からの退去を回避しようとしていると批判した。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(12月19日付)は、複数の消息筋の話として、イスラーム軍の民間人からなる交渉委員会が、シャーム解放機構と戦闘員の退去についての会合を行ったと伝えた。

この会合で、シャーム解放機構は、イスラーム軍が拘置しているメンバーの釈放を条件に、東グータ地方からの退去に応じる姿勢を示しているが、シャーム解放機構が釈放を求めているメンバーのリストに名を連ねている多くの戦闘員が、イスラーム軍との戦闘ですでに死亡していることに疑念を抱き、戦闘ではなく拘置中に殺害されたと非難、交渉が難航しているという。

AFP, December 18, 2017、ANHA, December 18, 2017、AP, December 18, 2017、ARA News, December 18, 2017、Champress, December 18, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017、December 19, 2017、al-Hayat, December 18, 2017、al-Mada Press, December 18, 2017、Naharnet, December 18, 2017、NNA, December 18, 2017、Reuters, December 18, 2017、SANA, December 18, 2017、UPI, December 18, 2017などをもとに作成。

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トルコ政府使節団がイドリブ市のシリア救国内閣本部を訪問、反体制派支配地域のモスクの維持運営について協議(2017年12月18日)

ドゥラル・シャーミーヤ(12月18日付)は、トルコ政府使節団がイドリブ市にあるシリア救国内閣の本部を訪問し、ムハンマド・シャイフ首班と会談したと伝え、写真を掲載した。

イドリブ市を訪問したのは、トルコの宗教ワクフ局のイルヤス・セレンリ副局長、ハタイ県、アンタキア市のムフティーら。

会談には、シリア大会発足委員会議長のバッサーム・スィフユーニー氏、アナス・ムーサー・シリア救国内閣宗教関係大臣も出席し、反体制派の支配下にあるイドリブ県内のモスクの管理運営などの問題について意見を交わしたという。

al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017

AFP, December 18, 2017、ANHA, December 18, 2017、AP, December 18, 2017、ARA News, December 18, 2017、Champress, December 18, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2017、al-Hayat, December 18, 2017、al-Mada Press, December 18, 2017、Naharnet, December 18, 2017、NNA, December 18, 2017、Reuters, December 18, 2017、SANA, December 18, 2017、UPI, December 18, 2017などをもとに作成。

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