トランプ米大統領はシリアの紛争からの撤退に向け、サウジアラビアなどに資金供出を求める(2018年3月17日)

『ワシントン・ポスト』(3月17日付)は、ドナルド・トランプ米大統領が、サウジアラビのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王およびムハンマド・ビン・サルマーン皇太子との電話会談で、シリアの紛争から早期に撤退する意思を伝え、米国の関与を終わらせるため、サウジアラビに40億米ドルを拠出するよう要請したと伝えた。

複数の高官によると、トランプ政権はサウジアラビア以外の国にも、米主導の有志連合が制圧したシリア国内の複数地域での復興のための資金拠出を求めているという。

この資金援助要請は、アサド政権、ロシア、イランがこの地域の返還を要求すること、あるいはダーイシュ(イスラーム国)が勢力を回復することを阻止するのが目的だという。

AFP, March 17, 2018、ANHA, March 17, 2018、AP, March 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2018、al-Hayat, March 18, 2018、Reuters, March 17, 2018、SANA, March 17, 2018、UPI, March 17, 2018、The Washington Post, March 17, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍と反体制武装集団がロジャヴァの拠点都市アフリーン市に進攻(2018年3月17日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、アフリーン市内への突入を開始し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)と同市郊外で交戦した。

YPGのバルースク・ハサカ報道官が明らかにした。

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はまた、メルディン市での与党公正発展党(AKP)の大会で「我々はアフリーン市に突入しようとしている」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤによると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、シリア民主軍との戦闘の末に、マアバトリー(マバーター)町近郊のハーッジ・カースィムリー村、クーカーリー村、アイン・ハジャル村、ジンディールス市近郊の東アシュカーン村、西ハルターン村、シーヤ(シャイフ・ハディード)村近郊のアミーリーヤ村、タターラー村、ラージュー町近郊のジャタール・カッブー村、シャイフ・ウーバースィー村、アフリーン市西のウームー村、アフリーン中央刑務所、アスタールー村を制圧した。

Twitter, March 17, 2018

シリア人権監視団によると、トルコ軍の爆撃で11人が死亡した。

また、トルコ軍の攻勢強化を受け、アフリーン市の住民約2,500人が新たに同地から、ヌッブル市、ザフラー町を経由してシリア政府支配地域に避難した。

なお、トルコの複数メディアによると、トルコ軍はアフリーン市北部各所にビラを散布、YPGに投降を呼びかけた。

一方、ANHA(3月17日付)は、トルコ軍がアレッポ県のアフリーン市にあるアフリーン病院を砲撃し、住民9人が死亡したと伝え、写真を公開した。

ANHA, March 17, 2018

これに関して、トルコ軍参謀本部は声明を出し、無人航空機が17日午前9時43分に撮影したとするアフリーン病院の画像を公開し、病院が損傷を受けていないことを確認したと発表し、YPGの主張を否定した。

アナトリア通信(3月17日付)が伝えた。

ANHAはまた、アレッポ県アフリーン郡に対する「オリーブの枝」作戦に参加している「トルコの傭兵」(反体制武装集団)の死亡者リストを入手したと伝え、その画像を公開した。

リストには130人以上の氏名が記入されている。

ANHA, March 17, 2018

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アレッポ県では、ANHA(3月17日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるマンビジュ市内のヒクマ病院通りに設置されていたゴミ箱が爆発した。

AFP, March 17, 2018、Anadolu Ajansı, March 17, 2018、ANHA, March 17, 2018、AP, March 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2018、al-Hayat, March 18, 2018、Reuters, March 17, 2018、SANA, March 17, 2018、UPI, March 17, 2018などをもとに作成。

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東グータ地方の住民約3万人が新たにシリア政府の支配地域に退去(2018年3月17日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月17日付)によると、ハムーリーヤ市などの人道回廊を通じて、東グータ地方の住民約3万人が新たにシリア政府の支配地域に退去した。

また、東グータ地方から避難した住民数百人が、ハルジャラ村に設置された仮設居住センターに収容された。

なお、シリア人権監視団によると、15日以降シリア政府支配地域に避難した東グータ地方住民の数は4万人以上になるという。

一方、シリア・アラブ・テレビ(3月17日付)は、シリア解放戦線(シャーム解放機構)の支配下にあるハラスター市から脱出する住民の安全を確保するため、新たな人道回廊を設置したと伝えた。

SANA, March 17, 2018
SANA, March 17, 2018

AFP, March 17, 2018、ANHA, March 17, 2018、AP, March 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2018、al-Hayat, March 18, 2018、Reuters, March 17, 2018、SANA, March 17, 2018、UPI, March 17, 2018などをもとに作成。

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シリア軍は東グータ地方のカフルバトナー町、サクバー市を完全制圧(2018年3月17日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月17日付)によると、シリア軍が反体制武装集団との戦闘の末、東グータ地方のカフルバトナー町、サクバー市を完全制圧した。

これに対して、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団は、ジャルマーナー市を砲撃し、住民2人が負傷した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)によると、ロシア軍戦闘機がザマルカー町、アイン・タルマー村を爆撃した。

ホワイト・ヘルメットは、この爆撃で数百人が死傷したと発表したが、複数の地元筋によると、アイン・タルマー村での死者数は8人(うち子供5人、女性2人)だという。

また、シリア人権監視団によると、ザマルカー町をシリア軍が爆撃し、同地から避難しようとしていた住民36人を殺害した。

なお、シリア人権監視団によると、2月18日以降のロシア・シリア両軍の攻撃での死者数は1,400人(うち274人が子供)に達した。

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ダマスカス県では、SANA(3月17日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、ザーヒラ地区、カッバース地区、シャーグール地区を砲撃し、住民16人が負傷した。

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ハマー県では、SANA(3月17日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がザーラ火力発電所を砲撃した。

AFP, March 17, 2018、ANHA, March 17, 2018、AP, March 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2018、al-Hayat, March 18, 2018、Reuters, March 17, 2018、SANA, March 17, 2018、UPI, March 17, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは9件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年3月17日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月17日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ラタキア県6件、アレッポ県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(イドリブ県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件)の停戦違反を確認したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,436市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 17, 2018をもとに作成。

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ロシア、トルコ、イランがアスタナで外相会談(2018年3月16日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣、イランのモハンメド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣は、カザフスタンの首都アスタナで会談し、シリア情勢への対応、とりわけダマスカス郊外県東グータ地方における人道状況への対応などについて協議した。

会談後の共同声明で、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム解放機構)およびアル=カーイダとつながりのあるそれ以外の組織の撲滅に向けた行動を継続することを確認した。

AFP, March 16, 2018、ANHA, March 16, 2018、AP, March 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2018、al-Hayat, March 17, 2018、Reuters, March 16, 2018、SANA, March 16, 2018、UPI, March 16, 2018などをもとに作成。

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国連のグテーレス事務総長「レバノンのすべての政治組織、国民はシリアの紛争に関与すべきでない」(2018年3月16日)

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、国連安保理決議第1701号にかかる定例報告のなかで、レバノンのすべての組織と国民に対して、シリアの紛争への干渉から手を引くよう求めた。

AFP(3月16日付)が伝えた。

AFP, March 16, 2018、ANHA, March 16, 2018、AP, March 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2018、al-Hayat, March 17, 2018、Reuters, March 16, 2018、SANA, March 16, 2018、UPI, March 16, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「トルコ政府と協力したいのなら、米国はユーフラテス川東岸からやって来るクルド人戦闘員を退去させねばならない」(2018年3月16日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ユルドゥルム市での与党公正発展党(AKP)の大会で、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ県マンビジュ市の処遇に関して、「トルコ政府と協力したいのなら、米国はユーフラテス川東岸からやって来るクルド人戦闘員を退去させねばならない…。マンビジュ市に関して、トルコはあらゆる協力の申し出を受け入れる態勢にある」と述べた。

ロイター通信(3月16日付が伝えた。

AFP, March 16, 2018、ANHA, March 16, 2018、AP, March 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2018、al-Hayat, March 17, 2018、Reuters, March 16, 2018、SANA, March 16, 2018、UPI, March 16, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍が東グータ地方のカフルバトナー町をナパーム弾で爆撃し、40人以上死亡(2018年3月16日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)によると、ロシア軍がカフルバトナー町をナパーム弾で爆撃、シリア人権監視団によると、ロシア軍の爆撃で46人が死亡した。

AFP(3月16日付)によると、この爆撃で、ホワイト・ヘルメットのほとんどのセンターが利用不能になったという。

al-Durar al-Shamiya, March 16, 2018

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)によると、反体制武装集団がダルアー市内でシリア軍と交戦した。

AFP, March 16, 2018、ANHA, March 16, 2018、AP, March 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2018、al-Hayat, March 17, 2018、Reuters, March 16, 2018、SANA, March 16, 2018、UPI, March 16, 2018などをもとに作成。

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イスラーム軍、ラフマーン軍団、そしてシリア解放戦線は共同声明で、東グータでの人道停戦のため、ジュネーブで国連主催のもとロシアと直接交渉を行う用意があると表明(2018年3月16日)

イスラーム軍、ラフマーン軍団、そしてシリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)は共同声明を出し、国連安保理決議第2401号に従い、ダマスカス郊外県東グータ地方で人道停戦を実施するため、スイスのジュネーブで国連主催のもとロシアと直接交渉を行う用意があると発表した。

また、東グータ地方で活動するそれ以外の武装集団も自由シリア軍グータ地方の名で声明を出し、「シリア情勢にかかる国連の諸決議に基づく政治プロセスに参加する用意がある」と支持を表明した。

ラフマーン軍団のワーイル・アルワーン報道官は、その後ツイッターのアカウントで、東グータ地方からの退去(強制移住)と降伏に向けた交渉をシリア国内のみで行うべきだとするロシアのメッセージを米国経由で受け取ったことを明らかにしたえで、このメッセージを拒否すると発表した。

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シリア解放戦線のシューラー評議会メンバーのアブー・ファトフ・ガルガリー氏はテレグラムを通じて、シリア解放戦線、シャームの鷹旅団との間で48時間の休戦に合意したと発表した。

AFP, March 16, 2018、ANHA, March 16, 2018、AP, March 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2018、al-Hayat, March 17, 2018、Reuters, March 16, 2018、SANA, March 16, 2018、UPI, March 16, 2018などをもとに作成。

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米軍統合参謀本部報道官「マンビジュ、ユーフラテス川河畔地域からアフリーンに転戦したシリア民主軍に代わって、米軍が増援部隊を派遣」(2018年3月16日)

米軍統合参謀本部のケネス・マッケンジー報道官は記者会見で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、アレッポ県東部のマンビジュ市一帯およびダイル・ザウル県ユーフラテス川河畔地域でダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を行ってきた部隊を、アレッポ県アフリーン郡方面に転戦させたことを受け、米軍が代わりとなる部隊を派遣したと発表した。

アナトリア通信(3月16日付)が伝えた。

なお、ANHA(3月16日付)によると、シリア民主軍は先週、ダイル・ザウル県に展開させていた部隊1,700人を、アフリーン郡に侵攻中のトルコ軍部隊との戦闘に投入するために転戦させていた。

AFP, March 16, 2018、Anadolu Ajansı, March 16, 2018、ANHA, March 16, 2018、AP, March 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2018、al-Hayat, March 17, 2018、Reuters, March 16, 2018、SANA, March 16, 2018、UPI, March 16, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はアフリーン市を砲撃し、住民27人を殺害(2018年3月16日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、ラージュー町近郊のジャルカム村、シャイフ・ビラール村、ジャルハトリー村、カースィム村、上ハーズバーン村、下ハーズバーン村、第800高地、第1500高地を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、アフリーン市に対するトルコ軍の砲撃で住民27人が死亡した。

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ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、トルコ軍がタッル・アブヤド市近郊のカイル・ハスナーキー村を越境砲撃し、1人が死亡した。

AFP, March 16, 2018、ANHA, March 16, 2018、AP, March 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2018、al-Hayat, March 17, 2018、Reuters, March 16, 2018、SANA, March 16, 2018、UPI, March 16, 2018などをもとに作成。

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反体制派支配下の東グータ地方から住民数千人が人道回廊を通じてシリア政府支配地域に避難(2018年3月16日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月16日付)によると、シリア軍がハムーリーヤ市とワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプに設置した人道回廊を通じて、反体制武装集団の支配下にあった東グータ地方に留まっていた住民数千人がシリア政府支配地域に退去した。

タス通信(3月16日付)によると、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターのヴラジミール・ゾロトヒン報道官(少将)は16日に東グータ地方の反体制武装集団支配地域から退去した住民の数は4,127人にのぼると発表した。

一方、シリア人権監視団によると、ハムーリーヤ市から退去した住民は400~500人だという。

ハムーリーヤ市の人道回廊を通ってシリア政府支配地域に退去し住民らはフーシュ・ナスリー村の安全地帯に入った。

またワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプの人道回廊を通った住民は、ドゥワイル村の仮設居住センターに収容された。

なお、シリア内務省は警察部隊を各所に派遣し、軍とともに住民の退去の安全を確保にあたった。

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、東グータ地方の70%を奪還したと発表した。

SANA, March 16, 2018
SANA, March 16, 2018

AFP, March 16, 2018、ANHA, March 16, 2018、AP, March 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2018、al-Hayat, March 17, 2018、Reuters, March 16, 2018、SANA, March 16, 2018、UPI, March 16, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは9件の停戦違反を、トルコ側は8件の違反を確認(2018年3月16日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月16日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ラタキア県6件、アレッポ県2件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも8件(イドリブ県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県6件)の停戦違反を確認したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 16, 2018をもとに作成。

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米主導の有志連合は3月9日~3月15日までの7日間でシリア・イラク領内で10回の爆撃を実施(2018年3月16日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月9日~3月15日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

3月9日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は3回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

3月10日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は2回で、ダイル・ザウル市近郊に対して行われた。

3月11日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し4回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回で、ダイル・ザウル市近郊に対して行われた。

3月12日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回で、シャッダーディー市近郊に対して行われた。

3月13日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し6回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は0回だった。

3月14日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回で、シャッダーディー市近郊に対して行われた。

3月15日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し1回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

3月2~6日の内訳は公開されなかった。

CENTCOM, March 16, 2018をもとに作成。

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ダマスカス県南部のダーイシュ孤立地帯からの戦闘員交渉開始に向け、シリア軍とダーイシュが停戦合意(2018年3月15日)

パレスチナ・キャンプ・ネットワーク(3月15日付)は、複数の地元消息筋から得た情報だとして、ダマスカス県南部のカダム区、タダームン区、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で活動を続けるダーイシュ(イスラーム国)と同地を包囲するシリア軍が2日にわたる戦闘の末に、同地での停戦に合意したと発表した。

この停戦合意は、①双方による発砲停止、②シリア政府当局によるカダム区検問所の開放、③ダーイシュ・メンバーの退去にかかる交渉の開始、を骨子とする。

al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018

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ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)によると、13日にダマスカス県カタム区を出発し、ハマー県カルアト・マディーク町に到着した大型バス26台のうち、トルコ軍の実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市への退去を希望する戦闘員(アジュナード・シャーム・イスラーム連合)とその家族202人を乗せたバス7台が同地への受入を拒まれ、カルアト・マディーク町に引き返した。

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なお、ダマスカス県南部では、13日に反体制派戦闘員が退去、ダーイシュとシリア軍の戦闘がにかわに激化していた(https://syriaarabspring.info/?p=47270)。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、Shabaka al-Mukhayyamat al-Filastiniya – Shamikh, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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ラッカ文民評議会議長が遺体で発見される(2018年3月15日)

ラッカ県では、ANHA(3月15日付)などによると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の統治下にあるラッカ市の自治組織であるラッカ文民評議会のウマル・アッルーシュ氏が何者かによって暗殺された。

アッルーシュ氏はタッル・アブヤド市の自宅で遺体で発見されたという。

al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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米国防省はシリア南部の反体制派支配地域温存に向け、武装集団司令官、11カ国の代表をアンマンに招集(2018年3月15日)

『シャルク・アウサト』(3月15日付)は、シリア軍によるダルアー県ブスル・ハリール市などへの攻撃激化を受けて、米国務省が、シリア南部で活動を続けている反体制武装集団の司令官らをヨルダンの首都アンマンに招集した、と伝えた。

この招集を受け、米CIA主導の「軍事作戦司令室」(通称MOC:Military Operations Command)に参加してきた欧米諸国、アラブ湾岸諸国、トルコなど11カ国の代表との会合が開かれ、シリア南部の緊張緩和地帯の防衛に向け、MOK再編についての協議が行われるという。

al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、al-Sharq al-Awsat, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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トルコのカルン大統領府報道官「アフリーンをシリア政府に明け渡すつもりはなく、地域の住民からなる委員会を設置し、自治を行わせる」(2018年3月15日)

トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官は、「オリーブの枝」作戦を続行するトルコ軍および反体制武装集団が、アレッポ県アフリーン郡の約70%を制圧したと発表した。

カルン大統領府報道官はまた、作戦を通じて制圧した地域に関して、「シリア政府に明け渡すつもりはなく、地域の住民からなる委員会を設置し、自治を行わせる」と述べた。

一方、アレッポ市東部のユーフラテス川西岸のマンビジュ市の処遇については、「トルコと米国は同地一帯に安全地帯を設置するだろう」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)、『ハヤート』(3月16日付)などが伝えた。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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ハリーリー最高交渉委員会代表「アサド政権はほぼ毎日化学兵器を使用している。最近ではハムーリーヤ市で使用した」(2018年3月15日)

最高交渉委員会のナスル・ハリーリー代表はツイッターのアカウント(https://twitter.com/nasr_hariri)で、シリアのアサド政権が頻繁に化学兵器使用を繰り返しているにもかかわらず、国連はそれを食い止めることができないでいると綴った。

ハリーリー代表は「政権はほぼ毎日化学兵器を使用している。もっとも最近使用したのは東グータ地方のハムーリーヤ市でだ。だが、国連安保理はこうした虐殺を止めることができないでいる」と綴った。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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ロシアとイスラーム軍が東グータ地方ドゥーマー市の処遇をめぐって、ロシア軍憲兵隊の進駐などを骨子とする非公式合意に達する(2018年3月15日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県東グータ地方のドゥーマー市の処遇をめぐって、ロシアとイスラーム軍の非公式合意に達した。

この合意は、①イスラーム軍のドゥーマー市への残留、②ロシア軍憲兵隊の進駐、③公共機関でのシリア国旗の掲揚、を骨子とし、これに基づき15日、ドゥーマー市に食糧物資が搬入されたという。

同様の停戦に向けた交渉は、ハラスター市でもシリア政府と地元名士の間で続けられているという。

『ハヤート』(3月16日付)が伝えた。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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シリア赤新月社、赤十字国際委員会、WFPの支援チームがイスラーム軍支配下の東グータ地方ドゥーマー市に食糧を搬入(2018年3月15日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月15日付)によると、シリア赤新月社、赤十字国際委員会、国連世界食糧機関(WFP)の支援チームが、イスラーム軍の支配下にある東グータ地方のドゥーマー市に食糧パックと穀物340トンを大型貨物トラック25台で搬入した。

SANA, March 15, 2018

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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イスラーム軍の支配下にある東グータ地方ドゥーマー市からも住民数千人がシリア政府支配地域に退去(2018年3月15日)

ダマスカス郊外県ではSANA(3月15日付)によると、イスラーム軍が活動を続ける東グータ地方のドゥーマー市の住民数千人が、シリア軍によって設置されたワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプの人道回廊を通じてシリア政府支配地域に退去、シリア軍およびシリア赤新月社などの関係当局がこれを保護した。

SANA, March 15, 2018

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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ラフマーン軍団、シャーム解放機構などが支配するハムーリーヤ市の制圧を受け、住民2万人がシリア政府支配地域に避難(2018年3月15日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月15日付)によると、ラフマーン軍団の支配下にあったハムーリーヤ市をシリア軍が完全制圧したのを受け、同地とシリア政府支配地域を結ぶ人道回廊がシリア軍によって開放され、住民がシリア政府支配地域に避難した。

避難した住民は、ドゥワイル村の仮設居住センターに移送された。

SANAは、避難した住民の数を数千人にのぼるとしたうえで、彼らが「テロ組織」によって退去を阻止され、「人間の盾」にされてきたと伝えた。

一方、『ハヤート』(3月16日付)は、「集団避難」した住民の数が2万人に達していると伝えた。

「集団避難」はハムーリーヤ市一帯からラフマーン軍団、シャーム解放機構が撤退したことを受けたもの。

SANA, March 15, 2018

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はラフマーン軍団、シャーム解放機構との戦闘の末、東グータ地方ハムーリーヤ市を完全制圧(2018年3月15日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月15日付)によると、シリア軍が東グータ地方で反体制武装集団との戦闘を続け、ラフマーン軍団の支配下にあった中部のハムーリーヤ市を完全制圧した。

『ハヤート』(3月16日付)によると、シリア軍はまた、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などが活動を続けるカフルバトナー町、アルバイン市、ハッザ町、ザマルカー町を砲撃した。

SANA, March 15, 2018
syria.liveuamap.com, March 15, 2018

なお、シリア人権監視団によると、2月18日以降のロシア・シリア両軍の東グータ地方への攻撃で、民間人1,249人(うち子供252人)が死亡しているという。

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ダマスカス県では、SANA(3月15日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、旧市街のバーブ・トゥーマ地区、中心街のヴィクトリア橋に着弾し、住民1人が死亡、18人が負傷した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)によると、ブスル・ハリール市、西ガーリヤ村に対するシリア軍の連日の攻撃により、住民数千人が避難を余儀なくされた。

al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)によると、アレッポ・シャフバー軍を名乗る武装集団が、14日晩から15日にかけて、ダマスカス郊外県東グータ地方での反体制武装集団の反抗を支援するとして、アレッポ市内の県庁近く、ザフラー協会地区、アサド軍事アカデミー近くのシリア軍拠点を襲撃した。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はアフリーン市を爆撃し、住民13人を殺害するなか、アフリーン郡からの避難民の数は3万人に(2018年3月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、アフリーン市近郊のザルカー村、ガールール村、バルカシュ山、第1102高地を制圧し、アフリーン市への包囲を強めた。

トルコ軍と反体制武装集団はまた、ブルブル町近郊のマハッビーヤ村、ジャウラーキー村、クールザリー村、クーターン村、バルカシュリー村、シーヤ(シャイフ・ハディード)村近郊のバラカ村、ジューマーザーンリー村、ハムーラージュー村、アリー・ジャールー村も制圧した。

一方、ANHA(3月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市内各所を「無差別」に砲撃し、住民13人が死亡、23人が負傷した。

ANHA, March 15, 2018
Twitter, March 15, 2018

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シリア人権監視団によると、トルコ軍による攻撃により、アフリーン郡から避難した住民の数は3万人に達しているという。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは13件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年3月15日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月15日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、ラタキア県6件、アレッポ県4件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

一方、過去24時間に1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,435市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 15, 2018をもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「アフリーン市陥落ではなく包囲を希望する」(2018年3月14日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、アレッポ県北西部で続行中の「オリーブの枝」作戦に関して、「今晩にでもアフリーン市の中心部を陥落させることを希望する」と述べた。

だが、その後、大統領府は声明を出し、「大統領は、今晩にでもアフリーン市の中心部を包囲することを希望しているのであって、陥落を希望していない」と訂正した。

ロイター通信(3月14日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(3月14日付)などが伝えた。

al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

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ロシア・トルコ外相会談:ラヴロフ外務大臣はシリアに軍事介入すると脅迫する米国を非難する一方、トルコへの早期S-400供与を確認(2018年3月14日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はロシアを訪問、首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談した。

会談後の共同記者会見で、ラブロフ外務大臣は、軍事技術面での協力態勢について意見を交わし、トルコへのS-400ミサイル防衛システム供与に関する合意(2017年12月)を早期に実施することを確認したことを明らかにした。

チャヴシュオール外務大臣は13日、アレッポ県北西部での「オリーブの枝」作戦において、供与予定のS-400ミサイル防衛システムを使用しない旨誓約していた。

ラブロフ外務大臣はまた、米国のシリア政策に関して「米国は、住民の苦悩や無垢の民間人の犠牲から国際社会の注意を反らそうとすることで…武力行使の口実にしようとしている…。我々はすべてのチャンネルを通じて何度も、(化学兵器使用疑惑を口実としたシリア政府への武力行使という)こうした無責任な計画を実施しないよう希望すると警告してきた」と述べた。

Reuters, March 14, 2018

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍がロジャヴァ拠点都市のアフリーン市を激しく爆撃・攻撃し、7人が死亡(2018年3月14日)

アレッポ県では、ANHA(3月14日付)によると、トルコ軍がアフリーン市を爆撃・砲撃し、子供2人を含む7人が死亡、10人以上が負傷した。

トルコ軍はまた、反体制武装集団とともに、アフリーン市近郊のタルナダ村、ムーバーター村近郊のミールカーン村を砲撃し、子供5人が負傷した。

ANHA, March 14, 2018
ANHA, March 14, 2018

このほか、シーラーワー町近郊のガズウィーヤ村、シャーディーラー村では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ軍、反体制武装集団と交戦した。

なお、シリア民主軍広報センターによると、トルコ軍はこのほかにも、ブルブル町近郊のクーリー・クール村、シーヤ(シャイフ・ハディード)村近郊のドゥールミーシャー村、シャクファター村、マースルキー村、シャッラー村近郊のマイダーナー村、バースリヤー村、マーバーター(マアバトリー)町近郊、シーラーワー町を爆撃・砲撃し、反体制武装集団とともにシリア民主軍と交戦した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月14日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦を続け、ジンディールス市近郊のクーラーン・シャイフ・ダイル村および同地一帯の丘陵地帯、ガザーウィーヤ村およびガザーウィヤ基地、カザーウィヤ検問所、クーラール村、シャーデイル村、マアッラータ村、ニーラ村、第717高地、ブルブル町近郊のヤービサ村、アフリーン市近郊のハリールー村、上カフルダッリー村、フールカーン村を新たに制圧した。

Twitter, March 14, 2018
al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018

 

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ドゥラル・シャーミーヤ(3月14日付)によると、トルコ軍はシリア政府支配下のヌッブル町と西クルディスタン移行期民政局支配下のズィヤーラ村を結ぶ街道上に位置するハラシュ検問所を爆撃し、シリア政府が派遣した「人民部隊」の隊員8人が死亡、6人が負傷した。

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