ハサカ市ムフティー地区で、北・東シリア地域民主自治局の自衛委員会の職員が自宅でダーイシュの武装グループの襲撃を受ける(2024年2月15日)

ハサカ県では、イナブ・バラディー(2月15日付)によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ市のムフティー地区で、自治局の自衛委員会の職員が自宅で家族でいるところをダーイシュ(イスラーム国)の武装グループの襲撃を受け、銃で撃たれて負傷した。

AFP, February 15, 2024、ANHA, February 15, 2024、‘Inab Baladi, February 15, 2024、Reuters, February 15, 2024、SANA, February 15, 2024、SOHR, February 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ムサッラブ村近くの砂漠地帯で、ダーイシュのスリーパーセルがキノコを収穫していた住民2人を殺害(2024年2月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムサッラブ村近くの砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがキノコを収穫していた住民を襲撃、2人を殺害した。

AFP, February 15, 2024、ANHA, February 15, 2024、‘Inab Baladi, February 15, 2024、Reuters, February 15, 2024、SANA, February 15, 2024、SOHR, February 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍傘下の武装グループがダイル・ザウル県スブハ村の給水ステーションを襲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦(2024年2月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍傘下の武装グループが北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるユーフラテス川東岸のスブハ村の給水ステーションを襲撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が応戦、戦闘となった。

AFP, February 15, 2024、ANHA, February 15, 2024、‘Inab Baladi, February 15, 2024、Reuters, February 15, 2024、SANA, February 15, 2024、SOHR, February 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍の自爆型ドローンがシャーム解放機構の支配下にあるハマー県ガーブ平原のダクマーク村に至る街道で、オートバイを攻撃、乗っていた男性が両脚を負傷(2024年2月15日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機(ドローン)1機がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のダクマーク村に至る街道で、オートバイを攻撃、乗っていた男性が両脚を負傷した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マハッジャ町でシリア軍部隊と同軍第5軍団第8旅団傘下の民兵と地元の民兵が衝突、シリア軍士官1人と前者の民兵のメンバー1人が死亡、若い男性1人が負傷した。

AFP, February 15, 2024、ANHA, February 15, 2024、‘Inab Baladi, February 15, 2024、Reuters, February 15, 2024、SANA, February 15, 2024、SOHR, February 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のバイナ村一帯を砲撃(2024年2月15日)

アレッポ県では、ANHA(2月14日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村一帯を砲撃した。

AFP, February 15, 2024、ANHA, February 15, 2024、‘Inab Baladi, February 15, 2024、Reuters, February 15, 2024、SANA, February 15, 2024、SOHR, February 15, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県カルサア村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2024年2月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村を砲撃した。

これに対して、新興のアル=カーイダ系組織のアンサール・タウヒードがシリア政府の支配下にあるミラージャ村を砲撃した。

また、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるカルサア村一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方のクバイナ丘一帯を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原の灌漑計画地区一帯で砲撃戦を行った。

AFP, February 14, 2024、ANHA, February 14, 2024、‘Inab Baladi, February 14, 2024、Reuters, February 14, 2024、SANA, February 14, 2024、SOHR, February 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・マディーク村をシリア軍陣地複数ヵ所を砲撃、シリア軍兵士2人死亡(2024年2月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・マディーク村をシリア軍陣地複数ヵ所を砲撃、シリア軍兵士2人が死亡した。

AFP, February 14, 2024、ANHA, February 14, 2024、‘Inab Baladi, February 14, 2024、Reuters, February 14, 2024、SANA, February 14, 2024、SOHR, February 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ではシリア軍、親政権民兵、地元武装集団が北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配地への潜入を試み、シリア民主軍と交戦(2024年2月14日)

ダイル・ザウル県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターの発表によると、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるユーフラテス川東岸のズィーバーン町に政府支配下の西岸から潜入を試みたシリアの治安機関の支援を受ける「傭兵」をシリア民主軍が迎撃、複数人を殺傷し、潜入を阻止した。

ANHA(2月14日付)が伝えた。

**

シリア人権監視団によると、「傭兵」(地元武装集団)が潜入しようとしたのは、シャアファ村、ズィーバーン町、キシュマ村など。

シリア人権監視団によると、シリア軍部隊と親政権民兵はまた、クーリーヤ市方面からユーフラテス川東岸への潜入を試み、シリア民主軍と交戦、シリア軍が撃った流れ弾で15歳の若者が死亡した。

さらに地元武装集団が、ハルムーシーヤ村のユーフラテス川河畔に展開するシリア民主軍の陣地複数ヵ所を襲撃した。

AFP, February 14, 2024、ANHA, February 14, 2024、‘Inab Baladi, February 14, 2024、Reuters, February 14, 2024、SANA, February 14, 2024、SOHR, February 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュがハマー県ドゥワイズィーン村一帯に展開するシリア軍部隊を襲撃し、兵士9人を殺害、3人を負傷させる(2024年2月13日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がドゥワイズィーン村一帯に展開するシリア軍部隊を襲撃し、兵士9人を殺害、3人を負傷させた。

AFP, February 13, 2024、ANHA, February 13, 2024、‘Inab Baladi, February 13, 2024、Reuters, February 13, 2024、SANA, February 13, 2024、SOHR, February 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「イランの民兵」がダイル・ザウル県ウマル油田の米軍基地を攻撃、米軍も爆撃などで応戦(2024年2月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」が北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるウマル油田近くに違法に設置されている「グリーン・ヴィレッジ」基地を多数のロケット弾で攻撃、ロケット弾の一部が基地に着弾した。

これと前後して、米主導の有志連合がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊の砂漠地帯にあるアイン・アリー廟一帯を爆撃、複数回の爆発音が確認された。

また、ウマル油田の米軍基地もマヤーディーン市やアイン・アリー廟一帯をミサイルで攻撃、それによる爆発音が少なくとも3回確認された。

イマーム・アリー廟は、シリア軍と「イランの民兵」がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に2017年に制圧したマヤーディーン市近郊の泉(アイン・アリー)に建設したモスク廟。

**

RIAノーヴォスチ通信(2月13日付)が地元情報筋の話として伝えたところによると、ウマル基地の米軍基地が1時間以内に3回の攻撃を受けた。

1回目の攻撃はロケット弾2発、2回目の攻撃は3発で、米軍の防空システムは迎撃に失敗、さらに3回目の攻撃では10発以上のロケット弾が発射し、着弾、火災が発生したという。

AFP, February 13, 2024、ANHA, February 13, 2024、‘Inab Baladi, February 13, 2024、Reuters, February 13, 2024、RIA Novosti, February 13, 2024、SANA, February 13, 2024、SOHR, February 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ハルムーシーヤ村、ジュナイナ村、ズィーバーン町、シャアファ村でシリア民主軍と国防隊が交戦、国防隊メンバー5人死亡(2024年2月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、12日深夜から13日未明にかけて、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるユーフラテス川東岸の(小)ハルムーシーヤ村、ジュナイナ村、ズィーバーン町、シャアファ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と国防隊が交戦、ハルムーシーヤ村の民家近くにシリア政府支配地から発射された迫撃砲多数が着弾した。

シリア民主軍もユーフラテス川西岸のバクラス村を砲撃した。

この戦闘で、国防隊メンバー5人が死亡、複数が負傷した。

さらに、 シリア軍部隊が西岸のブーカマール市に近いドゥワイル村方面から、東岸のアブー・ハマーム市に潜入を試みたが、シリア民主軍の狙撃を受け、共和国護衛隊第103旅団の士官(中尉)1人を含むシリア軍将兵3人が負傷した。

AFP, February 13, 2024、ANHA, February 13, 2024、‘Inab Baladi, February 13, 2024、Reuters, February 13, 2024、SANA, February 13, 2024、SOHR, February 13, 2024、February 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県バイナ村一帯を砲撃、住民1人とシリア軍兵士1人が死亡(2024年2月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍が12日深夜から13日未明にかけて、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるバイナ村一帯を砲撃、住民1人とシリア軍兵士1人が死亡した。

AFP, February 13, 2024、ANHA, February 13, 2024、‘Inab Baladi, February 13, 2024、Reuters, February 13, 2024、SANA, February 13, 2024、SOHR, February 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がイドリブ県とアレッポ県でシリア軍兵士2人を殺害する一方、シリア軍の自爆型ドローン2機がアレッポ県カフル・アンマ村一帯でシャーム解放機構の車などを攻撃(2024年2月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるルワイハ村一帯を砲撃し、シリア軍士官2人と兵士多数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地近くでシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

一方、シリア軍の自爆型無人航空機(ドローン)2機がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村一帯で同機構の車などを攻撃、これにより5人が負傷した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で地元の武装集団どうしが口論の末に撃ち合いとなり、1人が死亡した。

また、ダルアー市ダルアー・バラド地区にあるモスクで、シリア政府との和解に応じ、湾岸諸国から帰国後にシリア軍第4師団傘下の身元民兵に従軍していた男性1人が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

AFP, February 13, 2024、ANHA, February 13, 2024、‘Inab Baladi, February 13, 2024、Reuters, February 13, 2024、SANA, February 13, 2024、SOHR, February 13, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県で「イランの民兵」の武器弾薬庫などが米軍によると見られる爆撃を受ける(2024年2月12日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(2月12日付)が複数筋からの情報として伝えたところによると、シリア政府の支配下にあるマヤーディーン市近郊のシブリー村にある「イランの民兵」の武器弾薬庫など複数ヵ所が、米軍によると見られる爆撃を受けた。

これらの武器弾薬庫に貯蔵されていた物資は数日前に別の場所に移動されていたという。

シリア人権監視団によると、爆撃を行ったのは無人航空機(ドローン)複数機。

イラン・イスラーム革命防衛隊に所属する「イマーム・サーディクの民兵」が使用するシブリー村の農場1ヵ所、同防衛隊が教練のために使用していた施設、マヤーディーン市近郊の砂漠地帯にあるアイン・アリー廟に至る道路に設置されているロケット弾砲台でトレーラーなどが狙われ、トレーラーの運転手が死亡した。

イマーム・アリー廟は、シリア軍と「イランの民兵」がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に2017年に制圧したマヤーディーン市近郊の泉(アイン・アリー)に建設したモスク廟。

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シーア派聖地巡礼者を乗せた大型バス6台が、ブーカマール国境通行所(イラク側はカーイム国境通行所)を経由してシリア領内に入り、首都ダマスカス方面に向かった。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, February 12, 2024、ANHA, February 12, 2024、‘Inab Baladi, February 12, 2024、Reuters, February 12, 2024、SANA, February 12, 2024、SOHR, February 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はイドリブ県で「決戦」作戦司令室の部隊をドローンで爆撃するとともに、トルコ軍基地を砲撃、戦闘員4人を殺害、5人を負傷させる(2024年2月12日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がガーブ平原でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、ダイル・ザンバル村を砲撃した。

シリア軍はまた、シャイフ・スィンドヤーン村近くの交差点に集結するオートバイに乗った「決戦」作戦司令室の部隊を無人航空機(ドローン)1機で爆撃し、戦闘員4人を殺害、3人を負傷させた。

シリア軍はさらに、サルミーン市やビンニシュ市一帯、マジャーリズ村にあるトルコ軍基地を砲撃、基地内にいたシリア人2人が負傷した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県西部の第111連隊基地一帯を砲撃した。

AFP, February 12, 2024、ANHA, February 12, 2024、‘Inab Baladi, February 12, 2024、Reuters, February 12, 2024、SANA, February 12, 2024、SOHR, February 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

地元武装集団がシリア政府支配地からユーフラテス川西岸のダイル・ザウル県シャアファ村に潜入を試み、シリア民主軍と交戦(2024年2月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がシリア政府支配下のユーフラテス川西岸から、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にある西岸のシャアファ村に潜入を試み、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

シリア民主軍はまた、西岸のブーカマール市に近いスィヤール村を砲撃、国防隊のメンバー2人を負傷させた。

AFP, February 12, 2024、ANHA, February 12, 2024、‘Inab Baladi, February 12, 2024、Reuters, February 12, 2024、SANA, February 12, 2024、SOHR, February 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊の砲撃(2024年2月12日)

アレッポ県では、ANHA(2月12日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村、シャフバー・ダム、バイナ村を砲撃、バイナ村で住民1人が負傷した。

**

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するアフリーン解放軍団の広報センターは声明を出し、アレッポ県北部での過去72時間での戦闘で「占領国トルコの傭兵」(シリア国民軍諸派の戦闘員)の3人を殲滅したと発表した。

ANHA(2月12日付)が伝えた。

AFP, February 12, 2024、ANHA, February 12, 2024、‘Inab Baladi, February 12, 2024、Reuters, February 12, 2024、SANA, February 12, 2024、SOHR, February 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ズィーバーン町でシリア民主軍を襲撃、1人を殺害、1人を負傷(2024年2月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるズィーバーン町で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を襲撃、1人を殺害、1人を負傷させた。

これを受け、シリア民主軍はズィーバーン町とハワーイジュ村で強制捜査を敢行、モバイル店の店主ら3人を拘束、また商店の店主らに店を閉めるよう命じた。

AFP, February 11, 2024、ANHA, February 11, 2024、‘Inab Baladi, February 11, 2024、Reuters, February 11, 2024、SANA, February 11, 2024、SOHR, February 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

地元武装集団がダイル・ザウル県シュハイル村でシリア民主軍が本部として転用している学校を襲撃(2024年2月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団が北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるシュハイル村の学校を襲撃した。

この学校は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が本部として転用している施設。

AFP, February 11, 2024、ANHA, February 11, 2024、‘Inab Baladi, February 11, 2024、Reuters, February 11, 2024、SANA, February 11, 2024、SOHR, February 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がヒムス県タドムル市一帯の砂漠地帯、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュに対する爆撃を実施(2024年2月11日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がヒムス県タドムル市一帯の砂漠地帯、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対する爆撃を実施した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、ビシュリー山(ダイル・ザウル県)に近い県東部の砂漠地帯で、キノコの収穫をしている住民と彼らを護衛する国防隊を襲撃、交戦した。

AFP, February 11, 2024、ANHA, February 11, 2024、‘Inab Baladi, February 11, 2024、Reuters, February 11, 2024、SANA, February 11, 2024、SOHR, February 11, 2024、February 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室、シャーム解放機構はイドリブ県、ラタキア県でシリア軍兵士2人を殺害(2024年2月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がカフルバッティーフ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村、マアーッラト・ナアサーン村を砲撃、マアーッラト・ナアサーン村で若い男性1人が負傷した。

これに対して、「決戦」作戦司令室もシリア政府の支配下にあるカフルナブル市、ミラージャ村を砲撃した。

シリア軍も、ナイラブ村にあるトルコ軍基地一帯、サルミーン市とアリーハー市の住宅街を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カフル・タアール村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクバイナ丘一帯で砲撃戦を行った。

また、シャーム解放機構がクルド山地方のクバイナ丘一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

AFP, February 11, 2024、ANHA, February 11, 2024、‘Inab Baladi, February 11, 2024、Reuters, February 11, 2024、SANA, February 11, 2024、SOHR, February 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がカーミシュリー市をドローンで攻撃し、YPJの女性司令官2人を暗殺(2024年2月11日)

ハサカ県では、ANHA(2月11日付)によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市の南部環状地帯で、車1台が標的となり、2人が負傷した。

シリア人権監視団によると、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の関係者2人が負傷した。

ANHA(2月11日付)によると、トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村にある穀物サイロを砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はさらにカーミシュリー市アルバウィーヤ地区の教会近くにある「負傷者の館」を無人航空機(ドローン)1機で爆撃した。

これに関して、女性防衛隊(YPJ)は11日に声明を出し、司令官2人がトルコ軍の攻撃で死亡したと発表した。

一方、アナトリア通信(2月16日付)は、複数の匿名治安筋の話として、トルコの諜報機関が、シリア北部での作戦でクルディスタン労働者党(PKK)の女性司令官ファーティマ・サーカーナー氏を無力化したと伝えた。

**

アレッポ県では、ANHA(2月11日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃した。

**

シリア民主軍の広報センターは声明を出し、ダイル・ザウル県での「シリア政府の傭兵」との戦闘で兵士5人が、またアレッポ県マンビジュ市近郊での戦闘で1人が死亡したと発表、その氏名などを公開した。

ANHA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2024、 Anadolu Ajansı, February 16, 2024 、ANHA, February 11, 2024、February 12, 2024、‘Inab Baladi, February 11, 2024、Reuters, February 11, 2024、SANA, February 11, 2024、SOHR, February 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「イランの民兵」がダイル・ザウル県CONOCOガス田とウマル油田に違法に設置されている米軍基地を4回にわたって攻撃(2024年2月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、「イランの民兵」が北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍基地を無人航空機(ドローン)1機で攻撃した。

これに対して、米軍は対空ミサイルで応戦すると、「イランの民兵」は多数のロケット弾で再び基地を攻撃した。

RIAノーヴォスチ通信(2月10日付)によると、CONOCOガス田の米軍基地には4発のロケット弾が着弾した。

シリア人権監視団によると、「イランの民兵」はさらに、ウマル油田にある米軍基地に向けて約20発のロケット弾を発射し、攻撃、米軍も対空ミサイルで迎撃、ロケット弾の一部を撃破した。

これに対して、「イランの民兵」はドローン1機でウマル油田の米軍基地を攻撃した。

RIAノーヴォスチ通信(2月10日付)によると、ウマル油田の基地に対する攻撃はドローン3機によって行われ、基地内で複数回の爆発が発生した。

**

一方、ロイター通信(2月10日付)は、治安筋の話として、米主導の有志連合の防空システムがCONOCO油田にある米軍基地に対するドローン6機による攻撃を阻止したと伝えた。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、RIA Novosti, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機ヒムス県、ラッカ県のダーイシュ拠点を爆撃する一方、ダーイシュはヒムス県内各所でシリア軍、国防隊を襲撃(2024年2月10日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタドムル市北東のアーラーク油田一帯に潜入、シリア軍や親政権民兵と戦闘となった。

ダーイシュはまた、タイバ村からスフナ市に至る砂漠地帯に展開するシリア軍第17師団と国防隊の陣地複数ヵ所を襲撃、ダビーヤート・ガス田近くではシリア軍第18師団、国防隊と交戦した。

一連の戦闘で、ダーイシュのメンバー5人とシリア軍兵士1人が死亡した(シリア人権監視団によると、その後シリア軍兵士の死者は6人となった)。

一方、ロシア軍戦闘機複数機が早朝、ダーイシュが潜伏するタドムル市一帯の砂漠地帯とラッカ県ラサーファ市一帯の砂漠地帯の複数ヵ所を爆撃した。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024、February 14, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊で、イラン・イスラーム革命防衛隊を支援する家族と国防隊を支持する家族が交戦、1人が死亡、12人が負傷(2024年2月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のハリー村で、イラン・イスラーム革命防衛隊への最大の支援者の1人とされるハサン・アーイリー氏の家族と、国防隊を支持するサトム氏の家族が交戦、迫撃砲や重火器で撃ち合いとなり、1人が死亡、12人が負傷した。

両者の戦闘は地元当局が介入し、収束した。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

武装集団がジャースィム市郊外の農場の複数ヵ所を強襲、ダーイシュのスリーパーセルを捜索(2024年2月10日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府を支持する地元の武装集団がジャースィム市郊外の農場の複数ヵ所を強襲、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルを捜索した。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室、シャーム解放機構がイドリブ県、ラタキア県でシリア軍兵士2人を殺害(2024年2月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、タフタナーズ市一帯の複数の検問所、ファッティーラ村一帯の複数の検問所を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構はタルナバ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカッバーナ村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるミーズナーズ村近郊でシリア軍兵士を狙撃、1人を負傷させた。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県シャアファ村でシリア民主軍の兵士5人が遺体で発見(2024年2月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局(ダイル・ザウル地区)の支配下にあるシャアファ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地で兵士5人が遺体で発見された。

陣地に配置されていたのは6人で、1人は行方不明。

また、正体不明の武装集団がブサイラ山にあるシリア民主軍の陣地をRPG弾で攻撃した。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2024年2月10日)

アレッポ県では、ANHA(2月10日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイルーニーヤ村、ヒルバト・シャッアーラ村、スムーカ村を砲撃した。

**

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するアフリーン解放軍団の広報センターは声明を出し、トルコ占領下のアレッポ県マーリア市方面の前線で2月6日に狙撃作戦を実施し、トルコ占領軍の傭兵(シリア国民軍諸派の戦闘員)を殺害したと発表した。

ANHA(2月10日付)が伝えた。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍がダマスカス郊外県ディーマース町一帯の複数ヵ所を爆撃、3人が死亡(2024年2月10日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、10日午前1時5分頃、イスラエル軍が占領下ゴラン高原方面からダマスカス郊外県の複数ヵ所を爆撃、シリア軍防空部隊が敵ミサイルの一部を撃破、これによる損害は物的なものにとどまったと発表した。

SANA(2月10日付)が伝えた。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍が爆撃したのは、ダマスカス郊外県のディーマース町近郊のクラー・アサド村。

クラー・アサド村では、住宅1棟が狙われ、身元不明者3人が死亡した。

死亡したのは外国人との情報もある。

また、ダマスカス県ドゥンマル区のマシュルーウ・ドゥンマル地区の住宅に、シリア軍防空部隊が発射した地対空ミサイルの破片が落下し、物的な損害が生じた。

クラー・アサド村は、政府や軍の関係者が多く住んでいる。

**

これに関して、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イスラエル空軍のF-35戦術戦闘機2機が、ゴラン高原南部からシリア領空に入らずに、ディーマース航空基地一帯の軍事インフラに4発の誘導爆弾による空爆を実施、この結果、物的損害が生じた」と発表した。

AFP, February 10, 2024、ANHA, February 10, 2024、‘Inab Baladi, February 10, 2024、Reuters, February 10, 2024、RIA Novosti, February 10, 2024、SANA, February 10, 2024、SOHR, February 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.